シャラポワ、フェデラー、錦織圭などテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!
tennis365.net
HOME → ニュースTOP → 今日のニュース(一覧) → 今日のニュース(詳細)

→ニュース | news

全豪オープン2009特集

全豪オープン8日目◇ヒンギス、クレイステルスが準々決勝進出

マルチナ・ヒンギス
ストザーを振り切り、ベスト8入りを決めたヒンギス
画像提供:Getty/AFLO

(オーストラリア、メルボルン)

全豪オープン大会8日目のナイトセッションに、今大会3度の優勝と準優勝を誇るM・ヒンギス(スイス)が登場し、地元出身のS・ストザー(オーストラリア)と対戦した。序盤はヒンギスのペースで進み、第2セットはストザーが反撃に転じ流れを手中に収めたように見えたものの、もうあと1ポイントいうところでヒンギスが振り切って6-1, 7-6(8)で勝利し、辛くも準々決勝進出を決めた。

元全豪オープン女王と地元オーストラリア勢唯一の勝ち残り選手という対決に、観客の興奮は試合開始前から最高潮に達していた。その熱気が重くのしかかる中、先にリズムを掴んだのはヒンギスで、次々とポイントを重ねて相手を全く寄せ付けない。ストザーも応援を力に変えたいところだったが、ショットがほんの数センチアウトするなど、硬さが見られ第1セットは良いところ無く、わずか23分で終了した。 第1セットに関して、ヒンギスは「私も彼女(ストザー)も出だしは少し緊張していたわね。でも、今日は序盤から気を締めて行かなければいけないと思っていたし、彼女(ストザー)にゲームの流れを渡してはいけないと思っていた。我ながら良いスタートが切れたと思うわ。」と語っていた。

しかし、第2セットに入ると状況は一変。ストザーのフォアハンドショットが厳しいところに決まり始め、振り回されるヒンギスは徐々に体力を消耗していく。第3ゲームからは激しいブレーク合戦となり、まさに一進一退の接戦となった。6-5で迎えた第12ゲームでヒンギスにサービング・フォー・ザ・マッチが訪れるが、ストザーが執念の粘りを見せてタイブレイクに持ち込むと、その勢いで5-2と先行するが、ヒンギスは落ち着きを失わずに逆転に成功し、遂にマッチポイントを握った。それから何度もヒンギスのマッチポイントを凌ぐストザーだったが、それが精一杯でなかなかリードを奪うことが出来ない。一方のヒンギスも自ら決定打を打てず手こずるが、最後はストザーのショットがネットにかかり、熱戦に終止符が打たれた。第2セットは69分という大接戦となり、敗れたストザーにも大きな拍手が送られた。

この結果、ヒンギスは準々決勝で、第15シードのF・スキアボーネ(イタリア)を7-6(5), 6-4で下した第2シードのK・クレイステルス(ベルギー)と対戦することになった。両者はヒンギスの引退前に5度対戦しており、対戦成績はヒンギスの4勝1敗。

今大会、怪我を抱えて試合に臨んでいるクレイステルスは、今日の試合でもスキアボーネの強力なストロークに耐えての苦しみながらの勝利だった。試合後のインタビューで、怪我について質問されたクレイステルスは、「出場できるかどうか危ない状況だった。先週は、これまでの人生で一番治療を受けていたと思うわ。そのおかげで今コートに立てているわ。」と答えた。今日の試合では、4本のダブルフォールトと43本のエラーを犯したが、それについては、「練習するよりも身体を休めることのほうが先決ね。」とコメントし、一刻も早く怪我を治したいと語った。

その他、女子の試合では第7シードのP・シュニーダー(スイス)が第12シードのA・ミスキナ(ロシア)を6-2, 6-1で下して、3年連続のベスト8進出を決めた。これでシュニーダー、ペトロワ以外でベスト8に進出した選手には、L・ダベンポート(アメリカ)J・エナン=アルデンヌ(ベルギー)M・シャラポワ(ロシア)A・モレスモ(フランス)、クレイステルス、ヒンギスと、世界1位に君臨したことのある6人が名を連ねることとなった。

また、ダブルスには杉山 愛(日本)/D・ハンチュコバ(スロバキア)組が登場し、M・キリレンコ(ロシア)/G・ドゥルコ(アルゼンチン)組と準々決勝を戦ったが、1-6, 1-6のストレートで敗れた。

男子の試合では、第5シードのN・ダビデンコ(ロシア)が第12シードのD・フルバティ(スロバキア)に対し、2セットダウンから逆転に成功し、4-6, 4-6, 6-4, 6-2, 6-3で辛くも勝利し、こちらも2年連続のベスト8進出を決めている。また、フランス勢同士の対決となった第25シードのS・グロージャン(フランス)対P・H・マチュー(フランス)の試合は、グロージャンが7-5, 6-2, 6-2でストレート勝ちを収めている。

また、今日から始まったジュニアの部では、日本から女子1人、男子5人が登場した。女子では、第4シードの森田 あゆみ(日本)がM・ウーディンに6-3, 6-7(4), 7-5でフルセットの末に勝利し、2回戦に駒を進めた。男子では、第11シードの会田翔が6-1, 6-4でD・シモンに、第15シードの錦織圭が6-1, 6-0でP・M・プスカスに、杉田祐一がR・ベランキスに6-4, 6-1でそれぞれ勝利し、初戦を突破した。富田玄輝はA・スミルノフに6-2, 6-7(7), 6-2で、鵜沢周平はE・ボウシャーに5-7, 4-6と、接戦を演じながらも惜しくも僅差で敗れている。

(2006年1月23日)

その他のニュース

7月3日

ジョコ 完勝でウィンブルドン99勝 (23時40分)

加藤未唯 9大会連続で初戦敗退 (23時16分)

青山修子/柴原瑛菜ペア 初戦敗退 (22時30分)

【1ポイント速報】ジョコビッチvsエヴァンス (21時35分)

穂積絵莉組 ウィンブルドン初戦突破 (20時51分)

西岡良仁「手も足も出ませんでした」 (20時04分)

18歳 ウィンブルドン初出場で3回戦へ (9時52分)

またシード敗退 波乱のウィンブルドン  (8時11分)

アルカラス 20連勝で3回戦へ (7時30分)

大坂なおみ「芝の上で羽ばたこうと」 (7時01分)

大坂なおみ 娘の誕生日に白星 (3時21分)

大坂なおみ 快勝で7年ぶり3回戦へ (2時54分)

【1ポイント速報】大坂なおみvsシニアコバ (1時30分)

望月慎太郎 死闘の末に2回戦で惜敗 (1時15分)

7月2日

【1ポイント速報】望月慎太郎vsハチャノフ (23時45分)

二宮真琴ペア 激闘の末に初戦敗退 (23時43分)

世界2位敗退「こんなものかな」 (9時47分)

ジョコ 20度目の初戦突破 (9時18分)

世界7位 予選勝者に屈し初戦敗退 (8時47分)

最後のウィンブルドンは初戦敗退 (7時53分)

西岡良仁 ストレート負けで初戦敗退 (3時12分)

大波乱 ズベレフが初戦敗退 (2時51分)

【1ポイント速報】西岡良仁vsディミトロフ (1時20分)

7月1日

シナー 快勝でウィンブルドン初戦突破 (23時48分)

望月慎太郎 四大大会で初白星 (23時15分)

【1ポイント速報】望月慎太郎vsゼッピエリ (22時29分)

西岡良仁 怪我は「ある程度治った」 (21時46分)

波乱 世界3位が世界116位に敗れる (20時48分)

引退の38歳が王者に惜敗「泣いた」 (18時16分)

世界733位 ウィンブルドン初戦突破 (17時06分)

ウィンブルドン史上最速サーブ記録 (16時21分)

世界1位が盤石の初戦突破 (9時03分)

棄権で傷心「このままでは…」 (8時06分)

大坂なおみ「少し難しかった」 (5時51分)

大坂なおみ ウィンブルドン初戦突破 (4時04分)

伊藤あおい 逆転負けで初戦敗退 (3時40分)

【1ポイント速報】大坂なおみvsギブソン (2時25分)

アルカラス辛勝 4時間半超え死闘 (2時19分)

【1ポイント速報】伊藤あおいvsラヒモワ (1時19分)

大坂なおみ「とても調子良い」 (0時21分)

【動画】大坂なおみ 7年ぶりウィンブルドン3回戦へ!勝利の瞬間! (0時00分)

6月30日

内島萌夏 世界15位に屈し初戦敗退 (23時53分)

【1ポイント速報】内島萌夏vsシュナイデル (23時15分)

望月慎太郎「気負いすぎずに」 (23時01分)

世界9位メド まさかの初戦敗退 (22時31分)

内島萌夏「厳しい戦いになる」 (19時07分)

伊藤あおい「モチベーションは賞金」 (18時02分)

錦織圭ら 日本勢最新世界ランク (9時07分)

【動画】勝利の瞬間、喜びを噛みしめるフォンセカ (0時00分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る
ページの先頭へ
→会社情報 →採用情報 →利用規約 →サイトマップ →個人情報保護に関して →アフィリエイトについて →訂正とお詫び →選手写真について →当サイトへのリンク
(c) 2004 - 2009 Fubic Corporation All rights reserved