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順当に4回戦に駒を進めたシャラポワ |
画像提供:Getty/AFLO |
(オーストラリア、メルボルン)
メルボルン・パークで行われている全豪オープンは20日、大会5日目を迎え、女子第4シードで昨年ベスト4のM・シャラポワ(ロシア)がロッド・レーバー・アリーナの第1試合に登場し、J・コスタニッチ(クロアチア)を6-1, 6-0の圧勝で下して、女子4回戦1番乗りを決めた。
2004年のウィンブルドン以来のグランドスラム優勝を狙うシャラポワは、コスタニッチとは2度目の対戦で、前回はフルセットの戦いの末コスタニッチが途中棄権するという結果に終わっていたが、この日は序盤から全く付け入る隙を与えず圧倒。第1セットでは1ゲームしか許さず、さらに第2セットではギアをあげて、1ゲームも与えずに試合を終わらせた。
この結果、シャラポワは4回戦で、この日の第4試合で予定されている第13シードのS・ウィリアムズ(アメリカ)と第17シードのD・ハンチュコバ(スロバキア)の勝者と顔を合わせることとなった。もしセリーナが勝ち上がってくれば、昨年準決勝のリベンジマッチとなる。
その他、ここまでに終了した試合では、ノーシードのE・ヴェスニナ(ロシア)がO・サウチュック(ウクライナ)を5-7, 6-2, 6-4で下して初の四大大会4回戦進出を決めている。
男子では、2回戦でシード選手のR・シュティエパネック(チェコ共和国)を破り、波に乗るM・バフデイティス(キプロス)がD・グルメルマイヤーを6-2, 6-1, 6-2のストレートで倒し、初の全豪4回戦進出。シード選手では、第11シードのD・フェレール(スペイン)が第18シードのM・アンチッチ(クロアチア)を6-3, 6-3, 6-3で下している。
また、この日のミックスダブルス1回戦に杉山 愛(日本)がW・アーサーズ(オーストラリア)と組んで出場することになっており、C・モーヤ(スペイン)/F・ペネッタ(イタリア)組と対戦する。
(2006年1月20日)