男子テニスの木下グループ ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス2026(日本/東京、ハード、ATP500)は1日、シングルス1回戦が行われ、今季限りでの現役引退を表明しているワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク436位の錦織圭は、第2シードのF・ティアフォー(アメリカ)に4-6, 4-6のストレートで敗れ、初戦敗退となった。キャリア最後の試合を終えた錦織は、オンコートインタビューで目に涙を浮かべ、「喪失感みたいなものが一気に押し寄せました」と語った。
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36歳で元世界ランク4位の錦織が同大会に出場するのは2年ぶり12度目。2012年と2014年に優勝を飾っている。
今季限りでの現役引退を表明している錦織にとって、今大会は現役最後の大会となる。
28歳で世界ランク8位のティアフォーとの顔合わせとなったこの日、錦織は第1セット中盤で1度ブレークに成功したものの、自身は6本のサービスエースを記録しながらもセカンドサービスを攻め込まれ、3度のブレークを許すと、1時間14分で力尽きた。
キャリア最後の試合を終えた錦織は、オンコートインタビューで目に涙を浮かべながら、現在の心境を語った。
「試合が終わるまで、こんなに泣くなんて思ってなかったんですけど、やっぱり終わった瞬間に、5歳からテニスを始めてこれだけ積み上げてきた30年がここで終わっちゃうんだなって。本気でプレーすることはなくなるんだなっていう喪失感みたいなものが一気に押し寄せました。悲しさがやっぱり大きいですね」
「もちろん今日の試合も、自分では頑張ったと思いますけど、ベストな自分の理想のプレーにはほど遠い中で、この半年間、負けて、復帰してまた頑張って、惜しいところまでは自分で戻ってこれたかなとは思うので。でも、やっぱり悔しいですね。こういう終わり方は。でも、やりきったと言える思いはあるので、満足はしています」
また、最後の大会にジャパンオープンを選んだ理由について問われると、「やっぱり日本でプレーできるのは格別なので、どうしてもここでプレーしたかったですし、今日もこれだけのお客さんが駆けつけて応援に来てくれたので、やっぱりこれ以上のことはないですね」とコメント。
「この数日間、特にここで練習して、いろんな方も見に来てくれて、本当に幸せな最後の一週間だったなと思うので、もうちょっといいプレーを見せたかったですけどね」と語った。
一方、勝利したティアファーは2回戦で予選勝者で世界ランク9位のA・フィス(フランス)と対戦する。フィスは1回戦で同43位のL・ヴァン・アッシュ(フランス)を下しての勝ち上がり。
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