小田凱人 偉業ならず「悔しい」

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準優勝となった小田凱人
画像提供:ゲッティイメージズ

車いすテニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は日本時間13日(現地12日)、男子シングルス決勝が行われ、第1シードの小田凱人は第2シードのA・ヒューエット(イギリス)に0-6, 6-7 (5-7)のストレートで敗れ準優勝となり、男子車いすテニス史上初の偉業となる年間グランドスラム(同年に四大大会全制覇)達成とはならなかった。試合後、小田は「悔しいです」と口にした。

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20歳で世界ランク1位の小田が同大会に出場するのは2年連続4度目。昨年大会で初優勝を飾っている。

今大会は1回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク27位のC・クーパー(アメリカ)、準々決勝で同5位のG・リード(イギリス)、準決勝で第3シードのM・デ ラ プエンテ(スペイン)を下し決勝に駒を進めた。

28歳で世界ランク2位のヒューエットとの頂上決戦となった決勝の第1セット、小田は序盤でブレークを許すと、そのまま一気に6ゲームを連取され、1ゲームも奪えずに先行される。

続く第2セット、流れを変えたい小田は第1ゲームでブレークに成功しこの試合最初のゲームを獲得。しかし、その後は両者ブレークを奪い合う展開となると、小田は2度のサービング・フォー・ザ・セットをものにできず、最後はタイブレークを落とし力尽きた。

小田は大会2連覇と、男子車いすテニス史上初の偉業となる年間グランドスラム達成を狙ったがあと一歩及ばなかった。

試合後の表彰式で小田は心境を語った。

「今は本当に辛いです。今年は年間グランドスラムを達成しようと目指していました。この大会が最後のピースでした。本当に辛いですが、今日はアルフィー(ヒューエット)が勝利に値したと思います。試合中、自分の中で負けるかもしれないという思いがよぎってしまいました。それが敗因だったかもしれません。彼にそう感じさせられたとも言えますし、今日は彼の日だったと思います」

続けて同大会を全日程生中継するWOWOWのインタビューに答えた小田は悔しさを滲ませた。

「あと一歩ってところだったので…負けたなっていう感じです。今はそんなに言葉が出てこないですけど、悔しいです」

「昨日(準決勝)もそうでしたけど、ちょっと出遅れた感じはあったので、今日もそれが出ちゃったかなと思います」

その後も小田は「勝ちたかったです」と述べ唇をかんだ。


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