テニスの全米オープン（アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム）は日本時間２２日（現地２１日）、男子シングルス予選２回戦が行われ、世界ランク２００位の坂本怜は予選第２９シードのＩ・ブセ（ペルー）に4-6, 6-4, 4-6のフルセットの激闘の末に敗れ予選敗退となった。
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３試合に勝利すると２４日に開幕する本戦への出場権が手に入るこの予選。
同大会初出場となった１９歳の坂本は、予選１回戦でワイルドカード（主催者推薦）で出場した世界ランク３２８位のＴ・ジンク（アメリカ）を下し予選２回戦に駒を進めた。
世界ランク１３６位のブセとの顔合わせとなった予選２回戦の第１セット、序盤で両者１度ずつブレークを奪い合ったなか、坂本は第７ゲームで２度目のブレークを許し先行される。
それでも第２セット、坂本は両者１度ずつブレークを奪い合い迎えた終盤の第１０ゲームで２度目のブレークを果たし１セットオールに追いつく。
しかしファイナルセット、坂本は第１ゲームでいきなりブレークを奪われると、第２ゲームでブレークバックを果たしたものの、第３ゲームで２度目のブレークを許し、その後追いつくことができず力尽きた。
勝利したブセは予選決勝で世界ランク１９４位のＫ・コピーヤンス（ベルギー）と対戦する。コピーヤンスは予選２回戦で予選第１１シードのＡ・ブロックス（ベルギー）の途中棄権により、予選決勝に進んだ。
なお、同日に行われた予選２回戦では世界ランク２０９位の清水悠太が勝利し、予選決勝進出を果たしている。
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