テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は13日、女子14歳以下シングルス決勝が行われ、宮澤紗希乃がS・ビエリンスカ(ウクライナ)を3-6, 7-5, [10-5]の逆転で破り、同種目で日本勢初となる優勝を飾った。
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13歳ながら世界を転戦している宮澤は、昨年ジュニア選手の登竜門ともいえるオレンジボウルを制覇した日本期待のジュニア選手だ。
ウィンブルドンの14歳以下の部は2022年からスタート。16名の選手が4名ずつ4つのグループに別れラウンドロビン(総当たり戦)を戦い各グループ1位の選手が決勝トーナメントに進む。
宮澤は今大会、グループBを3戦全勝で突破。決勝トーナメントでは準決勝でL・ジング(イギリス)を6-4, 6-4のストレートで下し決勝に駒を進めた。
迎えた決勝戦の第1セット、宮澤は2度のブレークを果たすも、サービスゲームで3度のブレークを許し先行される。
続く第2セット、両者2度ずつブレークを奪い合ったなか、宮澤は第7ゲームで3度目のブレークを許すと、ゲームカウント3-5で相手のサービング・フォー・ザ・チャンピオンシップを迎え崖っぷちに追い込まれる。それでもこの土壇場の場面で宮澤はブレークバックを果たすと、一気に4ゲーム連取に成功し、1セットオールに追いつく。
迎えた10ポイントマッチのタイブレークで争われるファイナルセット、宮澤は4-4の場面で得意のサーブ&ボレーでポイントを獲得し流れに乗ると、ここから4ポイントを連取しリードを広げ、最後はバックハンドのリターンを力強く打ち込み優勝を決めた。
昨年、同大会の男子14歳以下シングルスでは川口孝大が優勝を飾ったが、女子14歳以下シングルスでは今回宮澤が日本勢として初めてタイトルを獲得し快挙達成となった。
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