日本テニス協会は25日、来年1月31日から2月1日に行われる国別対抗戦デビスカップ ファイナル予選1回戦「日本vsイギリス」(日本/兵庫、ブルボンビーンズドーム、ハード)に臨む日本代表選手を発表し、世界ランク106位の錦織圭ら5選手が選出された。会見で添田豪監督は選手の選考理由を明かした。
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日本は今年9月に行われたワールドグループ1でコロンビアに勝利し、来年のファイナル予選への出場権を獲得。来月行われる予選1回戦でイギリスとホームで対戦する。
試合は1日目にシングルス2試合、2日目にシングルス2試合とダブルス1試合を行い、先に3勝した方が勝利となる。
日本とイギリスの勝利国は9月に行われる予選2回戦でドイツかイスラエルと対戦。そこで勝利すれば、11月にイタリアで開催されるファイナル8進出が決定する。
そして25日、日本代表監督を務める添田が会見を開き、日本代表選手を発表。世界ランク69位の西岡良仁、同84位のダニエル太郎、同106位の錦織、同375位の綿貫陽介、ダブルス世界ランク152位の柚木武の5名が選出された。
添田監督は会見でそれぞれの選考理由を明かした。
「西岡に関しては、今年のでデビスカップで本当に大活躍して、2勝してくれたのは彼のおかげだと思っていますし、彼はやっぱりエースとして頑張ってほしいと思います」
「ダニエルに関しては、コロンビア戦では出場はありませんでしたが、彼がいることで他のメンバーは安心感もありますし、代わりに頼るときは絶対来ると思います。彼の経験というのは僕も本当に頼りにしています」
「錦織は今年のコロンビア戦でも活躍してくれましたし、いろんな場面で彼がいることで自分のチームにもいい影響を与えてくれますし、相手チームにも脅威を与えることになると思うので、彼をどういうふうに使うかはまだここでは言えませんが、ベストコンディションで来てくれれば、間違いなく強力な仲間になります」
「この3人に関しては僕から何かっていうよりは、本当に気持ちよくプレーさせるだけで本当に強いので、いい環境で3人は臨んでほしいと思います」
「綿貫に関しては、僕が買ってるのは彼の爆発力です。シングルスでもダブルスでも相手にとってすごく嫌がる存在の1人になると思います。どこで使うかまだわかりませんが、彼がいることで何をしてくるかわからないという相手にとっての脅威という意味で、すごく僕は買っているので選出しました」
「そして柚木に関しては、最後5人目を誰にするかと悩んだんですが、彼の最近の活躍だったり、勢いというのをすごく買っています。特に全日本選手権からの彼の試合でのパフォーマンスだったり、試合以外での取り組みだったりというのは、前よりもしつこく、意識も高く持っていて、そしてそれがレベルアップにつながっています。それを間近で見てきた中で彼なら勝負強さもありますし、彼をデ杯で使ってみたいという気持ちになりました」
なお、代表選手は試合前日となる1月30日の9時30分までに、最大3名まで変更することができる。
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