思い出の試合【第10位】2018年 全米オープン決勝

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全米オープン2018を制した大坂
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総合テニス専門サイト「テニス365」は2024年で創業から20周年を迎えた。今回、20周年を記念した特別企画として「総選挙!みんなで選ぼう!思い出の試合」を開催。11月に行ったアンケートをもとに、テニスファンが選ぶ思い出の試合が決まる。選挙結果は12月4日~26日にかけてランキング形式で発表されていく。

>>【動画】2018年全米オープン 決勝 大坂vsセリーナ<<

>>【総選挙!みんなで選ぼう!思い出の試合】ランキング一覧はこちら<<

第10位に選ばれたのは、2018年全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)女子シングルス決勝で大坂なおみS・ウィリアムズ(アメリカ)を6-2, 6-4のストレートで破り、日本人男女を通じて史上初となる四大大会シングルス優勝を果たした試合。

当時20歳の大坂はこの年、3月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード)でツアー初優勝を経験。全米オープンには第20シードで出場し、A・サバレンカL・ツレンコ(ウクライナ)M・キーズ(アメリカ)らを破って四大大会初の決勝に駒を進めた。

決勝戦、観客はセリーナを応援するなかセンターコートのアーサー・アッシュ・スタジアムで両者が激突。第1セットでは第3ゲームで大坂がチャンスを握ると、最後はセリーナがダブルフォルトを犯し先行する。その後もストローク戦で優位に立った大坂が主導権を握りこのセットを取った。

第2セット、大坂は第4ゲームで4度のデュースの末にこの日初のブレークを許す。しかし、続く第5ゲームで2本連続のダブルフォルトを犯すセリーナからブレークバックすると、第7ゲームもブレーク。その直後、2度の警告を受けて主審に怒りを露わにしたセリーナが第8ゲームでゲームペナルティを科せられるハプニングが。

その後も冷静にプレーを続けた大坂は金字塔を打ち立てる結果となった。

試合後の会見で大坂は「集中し続けなければいけないと思っていた。彼女(セリーナ)は素晴らしいチャンピオンで、いつどんなポイントからも挽回してくるのは分かっていたから」とコメントを残している。

大坂は翌年1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)も制覇し四大大会シングルス2連勝。世界ランクも1位に上り詰めると、2020年の全米オープン、2021年の全豪オープンも優勝し、四大大会4勝をあげている。

この試合に投票した意見としては「日本人初の偉業!セリーナをニューヨークで倒しての優勝はとても価値のあることだと思いました」「表彰式ではブーイングなどもあったが、優勝を見届けられてとても良かった」などのコメントがあった。

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