第4回Yoshi's CUPが開幕

Yoshi's CUP
決勝T進出を決めた川西
画像提供:Yoshi's CUP

男子テニスで世界ランク69位の西岡良仁が主催する第4回「Yoshi's CUP」が14日に開幕。昨年優勝の川西飛生らが決勝トーナメント進出を決めた。

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この大会は、本気でプロを目指す子どもたちのために西岡が発起人となってスタートし今年で4回目の開催。16歳以下の中高生8名を招待して行なうもので、入賞者にはジュニア選手大会としては異例の活動支援金を提供し、海外でプレーするためのサポートを行う。初代優勝者は松岡隼、第2回王者は前田透空、第3回王者は川西飛生。

今年は14日と15日にモリパークテニスガーデン(東京/昭島)で行われる予定。同大会の大きな特徴は報奨金制度で、海外遠征費やキャンプ費などの補助として、優勝者には上限400万円が、西岡が独自の目線で選ぶ「西岡賞」受賞者には上限50万円が送られる。

初日の14日は出場8選手が4名ずつAとBに分かれて総当たり戦が行われた。

Aグループの第1シードである川西は、大会初の連覇がかかる大会。初戦では「緊張した」と言いつつも、岡部世南を6-2で撃破。その後も全日本ジュニア優勝の貫禄を見せて3戦全勝で1位通過した。

「今年は第1シードということで、そういう意味でのプレッシャーはありましたが、決勝トーナメントに上がれて良かったです。昨年は出だしでつまずいたところがあったので、今回は最初から気を引き締めて臨みたいです」と語っている。

また、出場予定の田畑遼の欠場により、大会3日前に出場が決まった岡部が「まさか出られると思っていなかった」という中、2勝を挙げ2位通過した。

Bグループは3人が2勝1敗となる混戦のリーグで、得失ゲーム数により、第2シードの奈良恒輝と、渡邉栞太が決勝トーナメントに進出した。第2シードというプレッシャーを感じつつ試合に臨んだ奈良は、川口孝大に第1試合で敗北。大垣心太郎にも4−4と苦戦するが、「ファーストサービスの確率が落ちたところをリターンでプレッシャーをかけた」ことによって辛勝した。

大会2週間前にインフルエンザを患い、思うように練習ができなかったという渡邊も、失ゲームを抑えたことにより2位通過。「体調が万全でない中でも勝ってトーナメントに上がれたのはうれしいです。川西選手にはまだ勝ったことがないのですが、目の前の1ポントに集中して戦って勝ちたいです」と語った。

15日は13時から各グループ上位2選手による決勝トーナメントが開催される。


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(2024年12月15日9時14分)
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