女子テニスのWTAファイナルズ・リヤド(サウジアラビア/リヤド、ハード)は8日、シングルス準決勝が行われ、第3シードのC・ガウフ(アメリカ)が第1シードのA・サバレンカを7-6 (7-4), 6-3のストレートで破り初の決勝進出を果たすとともに、優勝に王手をかけた。
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同大会は今季の獲得ポイントで上位8選手が出場するシーズン最後の大会。8選手が4名ずつに分かれ予選ラウンドロビンを戦い、各グループの上位2名が準決勝に駒を進める。
20歳で世界ランク3位のガウフは予選ラウンドロビンのオレンジグループで第2シードのI・シフィオンテク(ポーランド)を破るなどし、2勝1敗の2位通過で4強入りした。
世界ランク1位のサバレンカとの顔合わせとなった準決勝の第1セット、ゲームカウント5-5で迎えた第11ゲームでガウフはサバレンカにブレークを許すも、続く第12ゲームでブレークバック。タイブレークではガウフが序盤で4ポイントを連取しリードを広げ、第1セットを先取する。
第2セットは流れをつかんだガウフが先に2つのブレークに成功しゲームカウント4-1と突き放す。その後は互いにブレークを奪い合う展開となるもガウフが逃げ切り、1時間49分で同大会初の決勝進出を果たした。
女子テニス協会のWTAは公式サイトにガウフのコメントを掲載している。
「もちろん彼女(サバレンカ)は素晴らしい選手だけど、私もプレーとサーブがうまくできればチャンスはあると感じていた。コートに立って自分のサーブの調子が良いと分かった瞬間、勝てるという自信が湧いてきた」
決勝戦では、第7シードのジェン・チンウェン(中国)と対戦する。ジェンは準決勝で第8シードのB・クレチコバ(チェコ)を下しての勝ち上がり。
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