西岡良仁 8年ぶり4強「最高の試合」

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西岡良仁(6月)
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのアトランタ・オープン(アメリカ/アトランタ、ハード、ATP250)は日本時間27日(現地26日)、シングルス準々決勝が行われ、世界ランク86位の西岡良仁が第3シードのF・ティアフォー(アメリカ)を7-6 (7-2), 6-2のストレートで破り、8年ぶり2度目のベスト4進出を果たすとともに、今季初の準決勝に駒を進めた。試合後、西岡は「今日は今シーズンの中で最高の試合だったと思います」と語った。

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28歳の西岡が同大会に出場するのは2年連続3度目。最高成績は2016年の4強入りとなっていた。

今大会は1回戦で予選勝者で世界ランク115位のZ・スワイダ(アメリカ)、2回戦で同97位のM・マクドナルド(アメリカ)を下し準々決勝に進んだ。

世界ランク29位のティアフォーとの顔合わせとなった準々決勝の第1セット、西岡はファーストサービス時に83パーセントの確率でポイントを獲得し相手にブレークを与えずキープを続ける。リターンゲームではティアフォーからブレークを果たすことができなかったものの、そのまま突入したタイブレークでは一気に6ポイントを連取するなどし先行する。

続く第2セット、西岡は第2ゲームでブレークポイントを握ると、最後はラリー戦を制し先にブレークに成功。その後も安定した試合運びをみせた西岡は、第8ゲームでもブレークを奪い、1時間24分で勝利した。

西岡がツアー大会で準決勝に進出するのは準優勝を飾った昨年9月の珠海選手権(中国/珠海、ハード、ATP250)以来、約10ヵ月ぶり。今シーズンでは初となる。

試合後のオンコートインタビューで西岡は試合を振り返った。

「今日は今シーズンの中で最高の試合だったと思います。最初は彼(ティアフォー)のサービスゲームが完璧でブレークのチャンスはありませんでしたが、僕のサービスゲームも同じように良かったんです。今日は素晴らしいプレーができました」

勝利した西岡は準決勝で世界ランク64位のA・リンデルクネシュ(フランス)と予選勝者で同146位のM・ベルッチ(イタリア)のどちらかと対戦する。


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