ジョコとナダル 2回戦で対戦の可能性

パリオリンピック（フランス/パリ、レッドクレー）は２５日、テニス競技の組み合わせを発表。男子シングルス１回戦で第１シードのＮ・ジョコビッチ（セルビア）はＭ・エブデン（オーストラリア）と、元世界ランク１位のＲ・ナダル（スペイン）は世界ランク８３位のＭ・フチョビッチ（ハンガリー）と対戦する。ジョコビッチとナダルは初戦を突破すると２回戦で対戦することになる。

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３７歳のジョコビッチがオリンピックに出場するのは５大会連続５度目。最高成績は２００８年の北京オリンピック（中国/北京、ハード）での銅メダルとなっており、今大会では悲願の金メダルを狙う。

一方、３８歳で今季での引退を示唆しているナダルは北京オリンピックのシングルスで金メダル、２０１６年のリオデジャネイロオリンピック（ブラジル/リオデジャネイロ、ハード）ではＭ・ロペス（スペイン）とのペアでダブルスでも金メダルを獲得している。

そしてこの日、今大会のシングルスの組み合わせが発表され、ジョコビッチとナダルが初戦を突破すると２回戦で顔を合わせるドローとなった。

ジョコビッチとナダルは長年しのぎを削ってきたライバル。過去５９度対戦しており、対戦成績はジョコビッチから３０勝２９敗と互角。直近の対戦は２０２２年の全仏オープン（フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム）準々決勝で、この時はナダルが6-2, 4-6, 6-2, 7-6 (7-4)で勝利した。

ジョコビッチとナダルの６０度目の対戦が実現するか注目される。

なお、ナダルは今大会にＣ・アルカラス（スペイン）とのペアで男子ダブルスにもエントリーしている。同ペアは１回戦で第６シードのＭ・ゴンザレス（アルゼンチン）/ Ａ・モルテニ（アルゼンチン）ペアと顔を合わせる。


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