全仏OP中国人選手 初の快挙

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ジャン・ジジェン
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テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は1日に男子シングルス2回戦が行われ、予選勝者で世界ランク71位のジャン・ジジェン(中国)が予選勝者で同153位のT・ティランテ(アルゼンチン)を7-6 (7-3), 6-3, 6-4のストレートで下し、オープン化以降で中国人男子初となる3回戦進出を果たした。

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26歳のジャンは昨年、中国人男子選手としてオープン化以降初となるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)の本戦に出場するなどし、10月にトップ100入りを果たした。今シーズンは先月のムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)で中国人男子選手として初の「ATPマスターズ1000」で8強入りするなど中国テニスの歴史を塗り替えている。

今大会は1回戦で世界ランク53位のD・ラヨビッチ(セルビア)の途中棄権により、中国人男子としてオープン化以降初となる白星を挙げ2回戦に駒を進めた。

2回戦の第1セット、両者1度ずつブレークを果たすとタイブレークに突入。タイブレークではジャンが3度のミニブレークを決め先行する。

続く第2セット、ジャンは第1ゲームでブレークを許したものの、直後の第2ゲームですぐさまブレークバックを果たす。その後、第6ゲームをラブゲームでブレークに成功したジャンが2セットアップとする。

第3セット、サービスゲーム時に72パーセントの確率でポイントを獲得したジャンはティランテに1度もブレークポイントを与えず、リターンゲームでは第7ゲームでブレークに成功し、3回戦進出の快挙を成し遂げた。

勝利したジャンは3回戦で第4シードのC・ルード(ノルウェー)と対戦する。ルードは2回戦で予選勝者で世界ランク129位のG・ゼッピエリ(イタリア)をセットカウント3-1で下しての勝ち上がり。

同日には第12シードのF・ティアフォー(アメリカ)、第15シードのB・チョリッチ(クロアチア)、第27シードの西岡良仁、第28シードのG・ディミトロフ(ブルガリア)らが3回戦に駒を進めている。

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(2023年6月2日13時39分)
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