男子テニスのBNLイタリア国際（イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000）は１９日、シングルス準決勝が行われ、第１１シードのＮ・ジョコビッチ（セルビア）は第１シードのＲ・ナダル（スペイン）に6-7 (4-7), 3-6のストレートで敗れ、５年連続の決勝進出とはならなかった。

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５１度目の対戦となったこの試合、ジョコビッチは第１セットをタイブレークの末に落とすと、第２セットは１度もブレークチャンスを掴むことができず、１時間５６分で敗れた。

男子テニス協会のATPの公式サイトには、ジョコビッチのコメントが掲載されている。

「ラファ（ナダル）は大切な場面で自分より良かった。正しいショットを選択していたし、勝者に値する。彼の方がいいプレーをしていた。それほどの差があったとは思わない。それは自分にとって最高のことだし、とてもいいニュース。なぜなら、ラファはクレーコートで最強の選手だから。彼は最高の状態にいる。クレーコートで彼との対戦は、どこで戦って難しい」

今シーズン、早期敗退が続いていた元王者のジョコビッチだったが、今大会では３試合でストレート勝ちすると、準々決勝では元世界ランク４位の錦織圭を接戦の末に破り、今季初のツアー４強入りを決めた。

「全体的に質の高い試合だった。とても楽しむことができた。観客も楽しんでくれたと願っている。前向きなことだけを考えたい」

一方、２０１３年以来５年ぶりの優勝に王手をかけたナダルは、決勝で第２シードのＡ・ズベレフ（ドイツ）と対戦する。ズベレフは準決勝で第４シードのＭ・チリッチ（クロアチア）をストレートで下しての勝ち上がり。

両者の決勝は、日本時間２０日の２３時（現地２０日の１６時）以降に開始予定。

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【放送予定】
2018年5月13日（日）～5月20日（日）
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