テニス国際大会「Coca-Cola INTERNATIONAL PREMIER TENNIS LEAGUE(コカ・コーラ インターナショナル・プレミア・テニス・リーグ)」(通称IPTL)の日本ラウンド(日本/神戸、ハード)は4日、ジャパン・ウォリアーズはフィリピン・マーベリックスに24-28で敗れるも、S・ウィリアムズ(アメリカ)から大金星をあげた奈良くるみが試合後に語った。
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「まさか勝てると思っていなかったので、まだ信じられない。ずっと緊張していたので、すごくホッとして、すごく疲れました。」と奈良。
この試合、果敢に攻め続けた奈良は2度のブレークに成功し、女王セリーナを6-4で下した。
「セリーナ選手と対戦が決まったときは、正直怖いなと思った。今日のダブルスの試合を見ていた時も、早いショットを打ってるのを見てゲーム取れるかと心配もあったんです。けど、今日はセリーナ選手の動きが良くなかったので、緊張しながらも自分のプレーが出来たのが、勝利出来たポイントだと思う。」とコメント。
「ここから3週間続きますけど、試合に出ても出なくても良い経験が出来てると思いますし、何か自分で得られるものを見つけて自分で頑張ってトレーニングしていきたいと思っています。」
「そして色んな選手とやってスピードにも慣れていると思うので、来シーズンは入りやすいと思います。そういった意味で3週間怪我なくやり抜きたいと思います。」と話していた。
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IPTLでは1試合6ゲーム先取の特殊なルールで行われる。ゲームカウント5-5になった際はシュートアウト(7点先取のタイブレーク方式)を適用。男女シングルス、男子ダブルス、ミックスダブルス、男子レジェンドシングルスの1セットマッチを行い、5試合の獲得ゲーム数が多いチームの勝利となる。
勝利したチームは4ポイントを獲得、敗れたチームは試合の獲得ゲーム数が20ゲーム以上なら2ポイント、10ゲーム以上なら1ポイント、10ゲーム未満なら0ポイント獲得となり、4節を終え獲得ポイントが高い上位2チームが決勝で優勝を争う。
IPTLは日本から始まり、フィリピン、インド、アラブ首長国連邦、シンガポールへと会場を移し、12月20日まで行われる。また、WOWOWではIPTLの全日程を生放送する。
【ジャパン・ウォリアーズ vs フィリピン・マーベリックス】
1.ミックスダブルス
M・ルチッチ=バーロニ(クロアチア)/ L・パエス(インド)組 3-6 S・ウィリアムズ/ TH・フェイ(フィリピン)組
2.男子ダブルス
L・パエス/ PH・エルベール(フランス)組 5-6 (4-7) R・ガスケ(フランス)/ E・ロジェ=ヴァセラン(フランス)組
3.男子シングルス
錦織圭 5-6 (3-7) M・ラオニチ
4.レジェンドシングルス
M・サフィン(ロシア) 5-6 (1-7) M・フィリプーシス(オーストラリア)
5.女子シングルス
奈良くるみ 6-4 S・ウィリアムズ
【各チームの出場選手】
JAPAN WARRIORS(ジャパン・ウォリアーズ)、
錦織圭、M・シャラポワ(ロシア)、奈良くるみ、M・サフィン、L・パエス、M・ルチッチ=バーロニ、P・コールシュライバー(ドイツ)、PH・エルベール(フランス)
INDIAN ACES(インディアン・エーシーズ)
S・ミルザ(インド)、R・ボパンナ(インド)、S・ストーサー(オーストラリア)、F・サントロ(フランス)、G・モンフィス(フランス)、I・ドディグ(クロアチア)
PHILIPPINE MAVERICKS(フィリピン・マーベリックス)
S・ウィリアムズ、M・ラオニチ、A・トムヤノヴィッツ(クロアチア)、M・フィリプーシス、E・ロジェ=ヴァセラン、R・ガスケ、TH・フェイ、J・ガイドソバ(オーストラリア)
SINGAPORE SLAMMERS(シンガポール・スラマーズ)
B・ベンチッチ(スイス)、N・キリオス(オーストラリア)、M・メロ(ブラジル)、D・ブラウン(ドイツ)、Ka・プリスコバ(チェコ共和国)、C・モヤ(スペイン)
UAE ROYALS(UAE・ロイヤルズ)
A・イバノビッチ(セルビア)、T・ベルディヒ(チェコ共和国)、D・ネスター(カナダ)、K・ムラデノヴィック(フランス)、G・イバニセビッチ(クロアチア)
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