ロンドンオリンピックのテニス競技（イギリス/ロンドン、芝）は大会７日目の３日、女子シングルス準決勝が行われ、第４シードのＳ・ウィリアムズ（アメリカ）が第１シードのＶ・アザレンカ（ベラルーシ）に6-1, 6-2の圧勝、銀メダル以上の獲得が確定した。
世界ランク４位のセリーナは同ランク１位のアザレンカを上回る１６本のサービスエースと３３本のウィナーを決め、６３分で決勝進出を果たした。アザレンカは３本のサービスエースと１２本のウィナーにとどまった。さらにセリーナは凡ミスを５本に抑える安定したプレーだった。
両者は今年のウィンブルドン準決勝でも対戦し、その時もセリーナがストレートで勝利していた。
セリーナは決勝で、第１４シードのＭ・キリレンコ（ロシア）に6-2, 6-3で勝利した第３シードのＭ・シャラポワ（ロシア）と対戦する。
グランドスラム四大会を全て優勝しているセリーナとシャラポワは、どちらが金メダルを獲得してもゴールデンスラムが達成される。
敗れたアザレンカは銅メダル獲得に向けて、キリレンコとの３位決定戦に挑む。
