テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は22日、男子シングルス予選2回戦が行われ、世界ランク174位の
トゥロター・ジェームズが同210位の
J・クブラー(オーストラリア)を7-6 (8-6), 3-6, 6-3のフルセットの熱戦の末に破り予選決勝進出を果たすとともに、四大大会で初となる本戦出場に王手をかけた。
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25歳のトゥロターが同大会に出場するのは初。今大会は予選1回戦で予選第5シードの
B・ホルト(アメリカ)を下し予選2回戦に駒を進めた。
32歳のクブラーとの顔合わせとなった予選2回戦は21日に開始。第1セットは両者1度ずつブレークを奪い合いタイブレークに突入すると、このタイブレークをトゥロターは接戦の末にものにする。ここで雨天により試合は翌日に順延となった。
そして22日、第2セットから試合は再開。このセット、トゥロターは終盤の第8ゲームでブレークを許し1セットオールに追いつかれる。
それでもファイナルセット、トゥロターはファーストサービス時に89パーセント確率でポイントを獲得し相手に1度もブレークポイントを与えず、リターンゲームでは第2ゲームでブレークに成功し、2日がかりの熱戦を制して四大大会で初の予選決勝進出を果たした。
四大大会で初の本戦入りに王手をかけたトゥロターは予選決勝で、世界ランク221位のB・ハッサン(レバノン)と対戦する。ハッサンは予選2回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場した同261位のS・ゲイマール ウェイエンブルグ(フランス)を下しての勝ち上がり。
なお、今大会の男子シングルス予選に日本勢は5選手が出場していたが、トゥロターが唯一予選決勝まで勝ち進んでいる。
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