男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は27日、シングルス3回戦が行われ、第9シードの
D・メドベージェフが予選勝者で世界ランク126位の
J・セルンドロ(アルゼンチン)を6-2, 6-2のストレートで下し、3年連続4度目のベスト16進出を果たした。
>>ズべレフ、メドベージェフら マドリッドOP組合せ<<>>内島 萌夏、サバレンカら マドリッドOP組合せ<<29歳で世界ランク10位のメドベージェフが同大会に出場するのは3年連続6度目。最高成績は昨年のベスト8。
今大会はシード勢が1回戦免除のため、初戦となった2回戦で世界ランク71位の
L・ジェレ(セルビア)が試合前に棄権を表明したためメドベージェフは試合をすることなく3回戦に駒を進めた。
一方、23歳のセルンドロは2回戦で第18シードで世界ランク19位の
F・オジェ アリアシム(カナダ)をストレートで下しての勝ち上がり。
両者初顔合わせの3回戦の第1セット、メドベージェフは2度のブレークに成功し先行する。
第2セットに入っても、メドベージェフはファーストサービス時に92パーセントの高いポイント獲得率で1度もブレークを許さず、リターンゲームでは2度のブレークを奪い、1時間3分でベスト16進出を果たした。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにメドベージェフのコメントを掲載している。
「ここでの練習では良い感触があったが、試合は同じではない。練習コートはセンターコートとは少し違うのが普通だ。確かに少し緊張した。テニス選手には、大会前の調子が悪ければ悪いほど大会で良いプレーができる、逆に大会前の調子が良ければ試合で悪いプレーをしてしまうというちょっとした迷信があるからね」
「でも、4年前にこの迷信は克服したんだ、練習で培ったプレーを再現するのが楽しみだった。自分のレベルには満足している」
勝利したメドベージェフは、4回戦で第31シードの
B・ナカシマ(アメリカ)と対戦する。世界ランク32位のナカシマは3回戦で同36位の
F・コボッリ(イタリア)をストレートで下しての勝ち上がり。
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