男子プロテニス協会のATPは6日に公式サイトを更新し、ロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)に第3シードとして出場する世界ランク5位の
N・ジョコビッチ(セルビア)のコメントを掲載した。
>>ズベレフ、ジョコビッチら モンテカルロ・マスターズ組合せ<<37歳のジョコビッチは現在ツアータイトル99個を獲得。前々週まで行われていたマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)では、
G・ディミトロフ(ブルガリア)らを破り決勝に進出したものの、決勝で19歳の
J・メンシク(チェコ)にストレート負けを喫しあと一歩大台に届かなかった。
今大会は今シーズン初のクレーコートの大会であると同時に、昨年8月のパリオリンピック(フランス/パリ、レッドクレー)以来となるタイトル獲得と2023年11月のNitto ATPファイナルズ(イタリア/トリノ、室内ハード)以来のATPツアータイトル獲得がかかる一戦。
ロレックス・モンテカルロ・マスターズ3度目の優勝がかかるジョコビッチは大会前の記者会見に登場した。
「いま、僕のキャリアの中でより難しくなっているのは間違いない。でも、マイアミでのプレーは、さらにキャリアを続けるインスピレーションを与えてくれるんだ。いいボールを打って試合に勝っているときは、コートの上でも最高の気分だよ。序盤で負け始めると、明らかに疑問や内なる声が多くなる。マイアミでは、コートでの喜びとパフォーマンスのレベルを見つけることができてよかった。今回は違うサーフェスだし、この大会に慣れる時間もあまりなかったから、期待はそれほど大きくないよ」
「決勝で負けたのはちょっと悔しいけど、僕にとっては上出来だった。サーブもよかったし、プレーもよかった。ただ、決勝では少しアンラッキーだったね。2度のタイブレークがあったけど、彼(メンシク)の方が上だった。自分のプレーやマイアミでのプレーを振り返って、とても勇気づけられたし、前向きになれたよ」
また、今大会はコーチの
A・マレー(イギリス)が不在。これは当初から決まっていたようで、今月末のムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)で復帰すると明かした。
「今週、アンディ(マレー)と一緒にプレーしないことは最初から決めていたんだ。僕はフィットネスコーチ以外に誰がいいか考えていたんだけど、弟のマルコが参加してくれた。弟と一緒に時間を過ごしたりしているよ」
ジョコビッチは初戦の2回戦で世界ランク32位の
A・タビロ(チリ)とワイルドカード(主催者推薦)で出場する同161位の
S・ワウリンカ(スイス)のどちらかと対戦する。
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