男子テニスのIEB+アルゼンチン・オープン(アルゼンチン/ブエノスアイレス、クレー、ATP250)は日本時間13日(現地12日)、シングルス2回戦が行われ、第5シードの
F・セルンドロ(アルゼンチン)が予選勝者で世界ランク139位の
J・セルンドロ(アルゼンチン)を6-2, 6-3のストレートで破り兄弟対決を制すとともに、3年ぶり3度目のベスト8進出を果たした。
>>フリッツら、デルレイビーチOP組合せ<<兄である26歳で世界ランク28位のフランシスコは同大会に過去7度出場しており、2021年には準優勝を飾っている。今大会は1回戦で同59位の
L・ダルデリ(イタリア)をストレートで下しての勝ち上がり。
一方、23歳の弟、フアン・マヌエルは今大会、予選2試合を勝ち抜き本戦入り。本戦1回戦で予選勝者で世界ランク141位の
R・ブルチャガ(アルゼンチン)を3時間半に及ぶ死闘の末に下し2回戦進出を果たした。
両者はツアーレベルでは初の対戦となったが、チャレンジャーやITFの大会では過去に2度対戦しており、どちらも兄のフランシスコが勝利している。
2人は試合前にお互いについてこうコメントした。
フランシスコ:「どれだけの家族が、自分たちの兄弟がホームのATP大会で対戦していると言えるだろう。明日は何があっても2人とも勝者。この会場のナイトセッションでプレーできることを誇りに思っている。だけど正直に言うと(弟と対戦することは)良くないよ。嘘はつけない。だけど僕たちがショーを見せられて、両親があまりストレスを感じずに楽しめたらいいなと思ってる。でも、弟と対戦するのは選びたくない。だってどちらかが負けるから」
フアン・マヌエル:「予選を通過して、ドローが発表された時、もし僕が(1回戦を)勝ったら兄と対戦することになるのが嫌だったんだ。だって、すごく気まずい試合になるから。もし(兄に)勝ったらちょっと罪悪感を感じるけど、同時に、彼が僕よりずっと上手だから、何も感じないだろうとも思う。もし兄が勝ったら、きっと罪悪感を感じるだろうね」
注目の兄弟対決となった2回戦の第1セット、フランシスコはサービス時のポイント獲得率が80パーセントを超え、1度もブレークポイントを与えることなく安定したサービスゲームで試合を有利に進めていく。そしてリターンゲームでは2度のブレークに成功し先行する。
続く第2セット、フランシスコは第1ゲームで0-40のピンチを迎えるがこれを凌ぎキープに成功。すると直後のリターンゲームでブレークを奪い、リードを守りきり勝利を収めた。
勝利したフランシスコは準々決勝で第1シードの
A・ズベレフ(ドイツ)と対戦する。ズべレフは2回戦で世界ランク81位の
D・ラヨビッチ(セルビア)をストレートで下しての勝ち上がり。
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