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逆転勝ちで連覇まであと2勝「難しい試合だった」

カルロス・アルカラス
ベスト4進出を果たしたアルカラス
画像提供: ゲッティイメージズ
テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は9日、男子シングルス準々決勝が行われ、昨年王者で第3シードのC・アルカラス(スペイン)が第12シードのT・ポール(アメリカ)を5-7, 6-4, 6-2, 6-2の逆転で破り、2年連続2度目のベスト4進出を果たした。

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21歳で世界ランク3位のアルカラスは昨年のウィンブルドン決勝でN・ジョコビッチ(セルビア)を破り大会初優勝。今大会は大会連覇と、先月タイトルを獲得した全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)に続く四大大会4勝目を狙っている。

今大会は1回戦で世界ランク269位のM・ラヤル(エストニア)、2回戦で同69位のA・ブキッチ(オーストラリア)、3回戦で第29シードのF・ティアフォー(アメリカ)、4回戦で第16シードのU・アンベール(フランス)を下し準々決勝に駒を進めた。

世界ランク13位のポールとの顔合わせとなった準々決勝の第1セット、両者1度ずつブレークを奪い合い迎えた終盤の第12ゲームでアルカラスはセットポイントとなるブレークポイントを握られると、最後はポールにパッシングショットを決められ先行される。

第2セット、勢いに乗るポールにアルカラスは第2ゲームで先にブレークを許す苦しい展開となるも、直後の第3ゲームでブレークバックに成功。さらにアルカラスは第7ゲームでこのセット2度目のブレークを果たし、1セットオールに追いつく。

第3セット、両者序盤で1度ずつブレークを奪い合うも、アルカラスが第3ゲームで2度目のブレークを果たしリード。アルカラスは第7ゲームでさらにブレークを重ね、セットカウント2-1と逆転し勝利に王手をかける。

第4セット、アルカラスはファーストサービス時に92パーセントの確率でポイントを獲得しポールにブレークポイントを与えず、リターンゲームでは2度のブレークに成功し、3時間11分の熱戦を制した。

男子プロテニス協会のATP公式サイトにはアルカラスのコメントが掲載されている。

「彼(ポール)は芝で素晴らしいテニスをしている。クィーンズで優勝し、ここウィンブルドンでも素晴らしいプレーを見せ、素晴らしい選手を倒してきた。もちろん今日は僕にとって本当に難しい試合だったよ。第1セットと第2セットの最初のほうは、まるでクレーコートでプレーしているようだった。ビッグラリーの連続で毎ポイント10から15ショットあった。だから、第1セットを失ったときは精神的に強くなければならなかったね。少し難しかったけど、長い旅、長い試合だとわかっていたから、そこにとどまるしかなかった。解決策といい道を見つけることができて本当にうれしいよ」

勝利したアルカラスは準決勝で第5シードのD・メドベージェフと対戦する。メドベージェフは準々決勝で第1シードのJ・シナー(イタリア)を下しての勝ち上がり。両者は昨年の同大会準決勝でも顔を合わせており、アルカラスがストレートで勝利している。

アルカラスはメドベージェフ戦について「彼は本当に素晴らしい選手だよ。昨年と同じ準決勝で、同じ結果になることを願っている。彼は、今最高の選手であるシナーに勝ったばかりだから、本当に調子がいいことは知っている。メドベージェフに勝つためには、自分のベストを尽くし、自分を信じてプレーし続けなければならない。難しい試合になるだろうけど楽しみたい」とコメントした。

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