テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は日本時間9日(現地8日)、男子シングルス4回戦が行われ、第2シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が第15シードの
H・ルーネ(デンマーク)を6-3, 6-4, 6-2のストレートで破り、同大会では15回目、四大大会では60回目のベスト8進出を果たした。ジョコビッチは試合後、自身にブーイングをした観客に応戦し、痛烈なメッセージを送った。
>>【動画】ジョコビッチ 観客に痛烈メッセージ「グーーーーッドナイト」<<>>【動画】ジョコビッチ 四大大会通算60度目の8強入り決めた瞬間<<>>ジョコビッチ、アルカラス、シナーら ウィンブルドン組合せ<<同大会で7度の優勝を誇る37歳のジョコビッチは、この日の4回戦で21歳のルーネを圧倒。試合を通じてルーネに1度もブレークを与えず2時間3分で完勝した。
試合後、オンコートインタビューを受けたジョコビッチ。ここで試合中に自身にブーイングをした観客に痛烈なメッセージを送った。
「選手、今回の場合は僕に敬意を払わないことを選択したすべての皆さん、(ブーイングを真似て)グーーーーッドナイト、グーーーーッドナイト、グーーーーッドナイト、良い夜を」
これに対し、インタビュアーは観客の「ルーネ」という声が発音が似ているためブーイングに聞こえた可能性を伝えると、ジョコビッチはさらにこう続けた。
「彼らはやっていた。僕はそれを受け入れない。彼らがルーネを応援していたのは分かっているが、それはブーイングの口実になる。聞いてくれ、僕は20年以上ツアーに参加している。だから信じてほしい、僕はすべてのトリックを知っていて、それがどのように機能するかを知っている。いいんだ、問題ない」
「僕は敬意を持っている人々に焦点を当てている。彼らは敬意を持っており、チケット代を支払い、今夜観戦に来て、テニスを愛し、ここでの選手の努力に感謝している。僕はもっと過酷な環境でプレーしてきた。信じてくれ、あなたたちが僕に影響を与えることはできない」
この発言に会場は異様な雰囲気に包まれた。
勝利したジョコビッチは準々決勝では第9シードの
A・デ ミノー(オーストラリア)と対戦する。デ ミノーは4回戦で世界ランク34位の
A・フィス(フランス)を下しての勝ち上がり。
[PR]ウィンブルドンテニス
7/15(月・祝)までWOWOWで連日生中継!
WOWOWオンデマンドでは日本人選手の全試合をライブ配信予定!■WOWOWオンデマンドはこちら>【ニューエラ】最新テニスキャップ・Tシャツ■公式ストアで発売中>
■関連ニュース
・錦織 圭 パリ五輪前哨戦に出場へ・ジョコ「テニスは絶滅の危機」・波紋 ウクライナ選手が元露選手と握手拒否■おすすめコンテンツ
・テニス体験レッスン受付中・無料ドロー作成ツール・世界ランキング