テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は2日、シングルス4回戦が行われ、第3シードの
C・ガウフ(アメリカ)が世界ランク51位の
E・コッチャレット(イタリア)を6-1, 6-2のストレートで破り、4年連続4度目のベスト8進出を果たした。試合後の会見でガウフは深夜に試合が終了することに自身の意見を述べた。
>>シフィオンテク、サバレンカら全仏OP組合せ<<>>ジョコビッチ、シナー、アルカラスら全仏OP組合せ<<世界ランク3位で20歳のガウフが全仏オープンに出場するのは5年連続5度目であり、2022年には準優勝している。今大会では1回戦で予選勝者で世界ランク208位のJ・アヴデーワ、2回戦で同131位の
T・ジダンセク(スロベニア)、3回戦で第30シードの
D・ヤストレンスカ(ウクライナ)と全てストレートで下し3回戦に進出した。
そして4回戦、ガウフは19本のウィナーを決めファーストサービスが入ったときに79パーセントの確率でポイントを獲得。1度のブレークを許したものの自身は5度のブレークに成功し1時間で勝利した。
試合後の会見でガウフは「今日のプレーには本当に満足している。ドバイで彼女と対戦したけど少しタフだった。その試合から学んだことを今日に生かすことができて本当に良かったわ」とコメントした。
また、1日に行われた第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)と第30シードの
L・ムセッティ(イタリア)の男子シングルス3回戦の終了時刻が翌2日の午前3時となったことについて質問を受けたガウフは自身の見解を次のように述べた。
「午前3時に試合を終えても、実際にはその後は記者会見があり、シャワーを浴び、食事をし、そして多くの場合は治療を受けるので、おそらく早くても午前5時、おそらく午前6時か7時までは寝られないだろう。私は間違いなくそれが健康的ではないと思う。遅くまでプレーしなければならない選手にとっては、スケジュールが狂ってしまうので不公平かもしれない。私は幸運にもとても遅い時間に試合が終わったことがないわ」
「ツアー大会では、ある時間以降は試合を開始できないようにすることを考えているのは知っている。グランドスラムのルールになるかどうかは分からないけど、ツアーではそうだと思う。それは検討されるべきだと思う。試合が長引くようなら、コートを移動することもあるかもしれない。特にここではナイトマッチは1試合だけだし、そのチケット代を払っている人もいるからね。難しいことはわかっている」
「複雑なことだけど、選手の健康と安全のために試合が一定時間後に終了したり、開始したりしないようにすることが、このスポーツにとって最善の利益になると思う。試合がいつ終了するかはコントロールできないけど」
勝利したガウフは準々決勝で第8シードのJ・ジャバーと対戦する。ジャバーは4回戦で世界ランク72位のC・タウソンを6-4, 6-4のストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第1シードの
I・シフィオンテク(ポーランド)と第5シードの
M・ボンドロウソワ(チェコ)が8強に駒を進めた。
[PR]全仏オープンテニス 5/26(日)~6/9(日)
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