女子テニスのポルシェ・テニス・グランプリ(ドイツ/シュトゥットガルト、室内クレー、WTA500)は19日にシングルス準々決勝が行われ、世界ランク27位の
M・コスチュク(ウクライナ)が第3シードの
C・ガウフ(アメリカ)を3-6, 6-4, 7-6 (8-6)の逆転で破り、3大会連続でベスト4進出を果たした。試合後コスチュクは「信じられないような結末になった」と語った。
>>チチパス、ルードらバルセロナOP組合せ<<1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で四大大会初の8強入りを果たした21歳のコスチュク。3月はCymbiotika サンディエゴ オープン(アメリカ/サンディエゴ、ハード、WTA500)で準優勝、BNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000)で4強と好成績を収め今大会に臨んだ。
世界ランク3位のガウフとの顔合わせとなったこの日の準々決勝、コスチュクは第1セットを落とすも、ブレーク合戦となった第2セットで相手の3度を上回る5度のブレークに成功し、1セットオールに追いつく。
迎えたファイナルセット、両者2度ずつブレークを奪い合い勝負はタイブレークにもつれ込む。このタイブレークでコスチュクは3度のミニブレークに成功し、2時間48分の激闘に勝利するとともに、直近で出場した3大会連続で4強入りを果たした。
女子テニス協会のWTA公式サイトにはコスチュクのコメントが掲載されている。
「とても激しい試合だった。試合の最初は、本当に調子が悪かったと思う。自分をコントロールする方法が見つからなかったの」
「第2セットは彼女(ガウフ)がいくつかアンフォーストエラーを犯して、私はそれをものにした。第3セットは最初のいくつかチャンスを活かせなかった。ちょっとしたジェットコースターのような試合だったけど、本当に信じられないような結末になったわ」
勝利したコスチュクは準決勝で第6シードの
M・ボンドロウソワ(チェコ)と対戦する。ボンドロウソワは準々決勝で第2シードの
A・サバレンカを下しての勝ち上がり。
同日には第1シードの
I・シフィオンテク(ポーランド)と第4シードの
E・ルバキナ(カザフスタン)が4強入りした。
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