男子テニスのミレニアム・エストリル・オープン(ポルトガル/エストリル、クレー、ATP250)は4日、シングルス2回戦が行われ、ラッキールーザーで本戦入りした世界ランク122位の
R・ガスケ(フランス)が世界ランク91位の
D・ティーム(オーストリア)を6-4, 7-6 (8-6)のストレートで破り、初戦突破を果たすとともに今季ツアー初のベスト8進出を決めた。
>>ティームvsガスケ 1ポイント速報<<両者は6度目の顔合わせであり、ティームの3勝2敗。直近では昨年4月のロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)2回戦で対戦しており、ティームが6-1, 6-4のストレート勝ちを収めている。なお、現在ティームはガスケに対し3連勝している。
今大会、元世界ランク3位のティームは1回戦で世界ランク97位の
M・マーテラー(ドイツ)を6-1, 6-7 (3-7), 6-4のフルセットで下し初戦突破。一方、元世界ランク7位のガスケは第4シードで出場予定だった世界ランク28位の
A・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)が欠場したためラッキールーザーで本戦入り。シード勢は1回戦免除であるため2回戦が初戦となる。
2回戦の第1セット、37歳のガスケはファーストサービスが入ったとき76パーセントの確率でポイントを獲得し1度もブレークポイントを与えず。リターンゲームでは第3ゲームでブレークに成功し先行する。
続く第2セット、第1・第2ゲームで互いにブレークを奪い合うと、その後はサービスキープが続きタイブレークに突入。ガスケは4-2とリードするも追い上げを許し4-6と逆転される。それでも2度のセットポイントを凌いだガスケは怒涛の4ポイント連取で1本目のマッチポイントをものにし、2時間1分で勝利した。
勝利したガスケは準々決勝で世界ランク77位の
P・マルティネス(スペイン)と同93位の
R・バウティスタ=アグ(スペイン)のどちらかと対戦する。
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