女子テニスのカタール・トータルエナジー・オープン(カタール/ドーハ、ハード、WTA1000)は13日にシングルス2回戦が行われ、世界ランク747位の
大坂なおみが同67位の
P・マルティッチ(クロアチア)を6-3, 7-6 (11-9)のストレートで下し、復帰後初の2回戦突破を果たした。
>>【動画】大坂なおみが2回戦でみせたハイレベルなプレー!<<>>大坂 なおみvsツレンコ 1ポイント速報<<>>大坂 なおみ、シフィオンテクらカタールOP組合せ<<26歳の大坂は昨年7月に出産し、今シーズンの開幕とともにツアーに復帰。開幕戦となった1月のブリスベン国際(オーストラリア/ブリスベン、ハード、WTA500)では初戦を突破し2回戦で敗退。その後の2大会はいずれも初戦で姿を消している。
復帰後4大会目となった今大会には、スペシャルランキング(出産や負傷などによる長期離脱選手の救済制度)46位を利用して出場し、1回戦で第15シードの
C・ガルシア(フランス)を7-5, 6-4のストレートで破り2回戦に駒を進めた。
2回戦の第1セット、序盤から強打でペースを握った大坂は第4ゲームでブレークに成功すると、自身のサービスゲームではファーストサービス時に81パーセントの確率でポイントを獲得し、相手に一度もブレークポイントを与えずキープを続け先行する。
続く第2セット、第5ゲームでブレークポイントを握った大坂はフォアハンドのウィナーを決め先にブレークに成功する。直後の第6ゲームでブレークバックを許した大坂だったが、第7ゲームでこのセット2度目のブレークを奪う。
しかし、サービング・フォー・ザ・マッチとなった第10ゲームで再びブレークバックを許し、勝負はタイブレークに突入する。それでも大坂は一進一退となったタイブレークで4度のミニブレークに成功。1時間45分の熱戦を制し復帰後初の2回戦突破を決めた。
勝利した大坂は3回戦で同37位の
L・ツレンコ(ウクライナ)と対戦する。ツレンコは2回戦で第4シードの
O・ジャバー(チュニジア)を下しての勝ち上がり。
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