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逆転負けの世界1位「何がいけなかったのか」

イガ・シフィオンテク
3回戦で敗れたシフィオンテク
画像提供: ゲッティイメージズ
テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は20日、女子シングルス3回戦が行われ、第1シードのI・シフィオンテク(ポーランド)は世界ランク50位のL・ノスコヴァに6-3, 3-6, 4-6の逆転で敗れ、5年連続5度目のベスト16進出を逃した。試合後の会見では「いろいろと練習していかないといけない」と語った。

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四大大会では通算4勝をあげている22歳のシフィオンテクだが、全豪オープンに限れば2022年のベスト4が最高成績。昨年は4回戦で敗れ姿を消していた。

今大会では1回戦で世界ランク41位のS・ケニン(アメリカ)を下し初戦突破。2回戦では同62位のD・コリンズ(アメリカ)との3時間越えの熱戦を制し3回戦進出を決めた。

19歳のノスコヴァと顔を合わせたこの日の第1セット、第3ゲームで2度のブレークポイントを握られるも凌いだシフィオンテク。第6ゲームで2度目のブレークチャンスをものにし先行する。

続く第2セット、第5・第7ゲームで1度ずつブレークチャンスを握ったシフィオンテクだが活かせず。第8ゲームでブレークを奪われ、1セットオールに追いつかれる。

迎えたファイナルセット、第3ゲームでブレークを許したシフィオンテクだが第4ゲームですぐさまブレークバック。しかし、第7ゲーム、1度のブレークポイントを凌いだものの最後は自身のボールがネットにかかり2度目のブレークを許す。その後はブレークバックのチャンスを掴めず、2時間20分で力尽きた。

試合後の会見では「今はあまり考えていない。自分の何がいけなかったのか、見て分析するつもりよ。わからない。第2セットでブレークされるまでは、すべてをコントロールできていたような気がしていた。でも、そうだね、第2セットでは何度かブレークするチャンスがあったのに、それをいかせなかった。だから残念ね。彼女にブレークされたとき、彼女は積極的だった。次のゲームでもそうしたかったけど。時々私は急ぎすぎた。ただ、自分の直感や自然なプレーができていなかった。来年はもっと気持ちよくプレーできるように、いろいろと練習していかないといけないと思う」とコメントした。

勝利したノスコヴァは第19シードのE・スイトリナと対戦する。スイトリナは3回戦で世界ランク85位のV・ゴルビッチ(スイス)をストレートで下しての勝ち上がり。

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