男子テニスのアデレード国際(オーストラリア/アデレード、ハード、ATP250)は10日、シングルス2回戦が行われ、世界ランク62位の
J・ドレイパー(イギリス)が同55位の
M・キツマノビッチ(セルビア)との3時間半を超える死闘を5-7, 7-6 (11-9), 7-6 (9-7)の逆転で制し、ベスト8進出を果たした。
>>ドレイパー、ポールらアデレード国際の組合せ<<>>シェルトン、ダニエル 太郎らASBクラシックの組合せ<<22歳のドレイパーにとって新シーズン開幕戦となった今大会、1回戦で第5シードの
S・バエス(アルゼンチン)を下し今季初白星を飾ると共に初戦突破を決めた。
この日の第1セット、第1ゲームでいきなりブレークに成功したドレイパーだが直後の第2ゲームでブレークバックを許す。その後はサービスキープが続くも終盤となった第12ゲームで2度目のブレークを奪われ先行される。
続く第2セット、互いに1度ずつブレークを奪いタイブレークに突入。3度のセットポイントを活かせなかったドレイパーだが2本のマッチポイントを凌ぎ、4本目のセットポイントをものにして崖っぷちから1セットオールに追いつく。
迎えたファイナルセット、ドレイパーは3度のブレークポイントを凌ぎ再びタイブレークへ。ミニブレークを奪い合う展開となるもドレイパーが3本目のマッチポイントをものにし、3時間39分に及ぶ死闘を制した。
勝利したドレイパーは準々決勝で第1シードの
T・ポール(アメリカ)と対戦する。ポールは2回戦で予選を勝ち上がった世界ランク325位の
A・ボルト(オーストラリア)を6-3, 6-2のストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第2シードの
N・ジャリー(チリ)、第3シードの
S・コルダ(アメリカ)、第4シードの
L・ムセッティ(イタリア)、第7シードの
J・レヘチカ(チェコ)、第8シードの
A・ブブリク(カザフスタン)、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランク71位の
C・オコネル(オーストラリア)が8強に駒を進めた。
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