男子テニスのロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATPマスターズ)は30日にシングルス1回戦が行われ、世界ランク40位の
A・マレー(イギリス)は第13シードの
A・デ ミノー(オーストラリア)に6-7 (5-7), 6-4, 5-7のフルセットで敗れ初戦敗退となり、7年ぶり11度目の2回戦進出を逃した。試合後、マレーは悔しさのあまりラケットを激しく破壊した。
>>【動画】ラケットを激しく破壊し悔しがるマレー<<>>西岡 良仁、ジョコビッチらパリマスターズ組み合わせ<<36歳のマレーが同大会に出場するのは3年連続13度目。最高成績は2016年の優勝となっている。
過去5戦全敗のデ ミノーとの顔合わせとなった1回戦の第1セット、両者1度ずつブレークを奪い合いタイブレークに突入。タイブレークでマレーは3度のミニブレークを果たしたものの、デ ミノーにこれを上回る4度のミニブレークを許し先行される。
それでも続く第2セット、このセットも1度ずつブレークを奪い合う展開となったものの、終盤の第9ゲームでマレーがこのセット2度目のブレークに成功し1セットオールに追いつく。
ファイナルセット、勢いに乗ったマレーは第7ゲームまでに2度のブレークを果たし5-2と勝利まであと一歩のところまで迫る。しかし、ここからデ ミノーの反撃を受けると第10ゲームではマッチポイントも逃し、マレーは2ブレークの差を追いつかれる。最後は第12ゲームでこのセット3度目のブレークを許し力尽きた。
試合終了後、マレーはラケットを激しく破壊し悔しがった。
一方、対マレー6連勝となったデ ミノーは2回戦で同48位の
D・ラヨビッチ(セルビア)とワイルドカード(主催者推薦)で出場している同77位の
B・ボンズィ(フランス)の勝者と対戦する。
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