錦織シティOP出場が決定

錦織圭（2021年）

画像提供：ゲッティイメージズ

７月３１日に開幕する男子テニスのムバダラ・シティ・オープン（アメリカ/ワシントン、ハード、ATP500）は２日にツイッターを更新し、２０１５年大会の王者で世界ランク５０１位の錦織圭がワイルドカード（主催者推薦）で出場することを発表した。

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元世界ランク４位で３３歳の錦織は昨年１月に受けた股関節の手術や度重なる足首の負傷によりツアーを長期離脱。しかし、２０２１年１０月のBNPパリバ・オープン（アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000）以来の復帰戦となった前々週のカリビアン・オープン（プエルトリコ/パルマスデルマル、ハード、ATPチャレンジャー）では５試合に勝利し、復帰大会で即優勝という素晴らしい成果を得て、世界ランクも昨年１０月以来約８ヵ月ぶりに復活。７月３日時点では世界ランク５０１位に位置している。

今後は３日に開幕するクランブルック・テニス・クラシック（アメリカ/ブルームフィールドヒルズ、ハード、ATPチャレンジャー）と同１０日に開幕のシカゴ・チャレンジャー（アメリカ/シカゴ、ハード、ATPチャレンジャー）への参戦を経て、満を持してアトランタ・オープン（アメリカ/アトランタ、ハード、ATP250）でツアー復帰を果たす。

そして、その翌週のムバダラ・シティ・オープンは２週連続のツアー大会となる。錦織は２０２１年以来２年ぶり９度目の出場であり２０１５年に初優勝。その後も２度の４強入り、１度の８強入りを果たしている。

この決定に錦織はツイッターで反応しており「ワイルドカードを頂きありがとうございます！」と投稿している。

なお、同大会には現時点でＤ・メドベージェフ、Ｔ・フリッツ（アメリカ）、Ｆ・オジェアリアシム（カナダ）、Ｆ・ティアフォー（アメリカ）、Ｎ・キリオス（オーストラリア）、Ｇ・ディミトロフ（ブルガリア）、Ａ・マレー（イギリス）、Ｇ・モンフィス（フランス）、Ｄ・シャポバロフ（カナダ）が出場を予定している。

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