男子テニスのバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500)は21日、第4シードの
J・シナー(イタリア)と第9シードの
L・ムセッティ(イタリア)のシングルス準々決勝が行われる予定だったが、シナーが試合前に棄権を表明。ムセッティが昨年10月のテニス・ナポリ・カップ(イタリア/ナポリ、ハード、ATP250)以来のベスト4進出を果たした。
>>チチパスvsデ ミノー 1ポイント速報<<>>アルカラス、チチパスらバルセロナOP組合せ<<21歳で世界ランク8位のシナーは今季、2月の南フランス・オープン(フランス/モンペリエ、室内ハード、ATP250)で優勝。さらに同月のABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500)と先月のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)で準優勝している。
クレーコート初戦となった前週のロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)でも4強入りし好調のままバルセロナに移動。同大会では初戦となった2回戦で世界ランク48位の
D・シュワルツマン(アルゼンチン)、3回戦で第16シードの
西岡良仁を下し8強入りしていた。
しかし、準々決勝を前に棄権を表明。自身のツイッターを更新し「今日のバルセロナでの試合を辞退しなければならないのは悲しいこと。ここ数日、体調が優れなかった。今日はさらに体調が悪くなり、プレーすることができない。しばらく休んで回復することにする。応援ありがとう!ロレンツォ(ムセッティ)も頑張って」とつづっている。
勝ち上がりを決めたムセッティは準決勝で第2シードの
S・チチパス(ギリシャ)と第8シードの
A・デ ミノー(オーストラリア)の勝者と顔を合わせる。
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