女子テニスのツアー下部大会、富士薬品セイムス ウィメンズカップ(日本/大阪、ハード、ITF2.5万ドル)は11日にシングルス1回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している16歳の
木下晴結が世界ランク348位のT・ギブソン(オーストラリア)を7-5, 4-6, 7-6(7-5)のフルセットで破り、2回戦進出を決めた。
>>ジョコビッチらモンテカルロ組合せ・結果<<現在ジュニア世界ランキング28位、WTA女子世界ランキングで659位の木下は、昨年のグランドスラムジュニア4大会で全て本戦に出場し、ウィンブルドン・ジュニア(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で16強に進出。10月に行われたITFのGOSEN CUP スウィングビーチ牧之原国際レディースオープンテニストーナメント(静岡県牧之原市、砂入り人工芝、ITF2.5万ドル)では予選を勝ち抜き、準優勝をおさめた。
また今年1月の全豪オープン・ジュニア(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)ではシングルスで16強、ダブルスでは
齋藤咲良とのペアで準優勝を飾っている。
木下はこの試合、ギブソンに対して第1セットを先取するも2度のブレークを許して1セットオールに追いつかれる。タイブレークにもつれたファイナルセットを木下が取りきり、2時間52分の熱戦を制して初戦を突破した。
木下は2回戦で、第5シードで世界ランク261位の
岡村恭香と予選勝者で同663位の
山口芽生の勝者と対戦する。
同日に行われたシングルス1回戦には木下を含む8名の日本勢が登場し、第8シードで世界ランク284位の
加治遥と同432位の
瀬間詠里花が勝利し、両者は2回戦で対戦する。
加治遥[画像提供:眞野博正]
瀬間詠里花[画像提供:眞野博正]
大会4日目の12日には、シングルス1回戦とダブルス1回戦が予定されている。
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