男子テニスのミレニアム・エストリル・オープン(ポルトガル/エストリル、レッドクレー、ATP250)は5日、シングルス2回戦が行われ、世界ランク97位の
F・フォニーニ(イタリア)が同96位の
M・チェッキナート(イタリア)に6-4, 3-6, 3-6の逆転で敗れ、ベスト8進出を逃した。
両者は今回が5度目の対戦で、対戦成績はフォニーニから3勝1敗。最後の対戦は昨年4月のセルビア・オープン(セルビア/ベオグラード、クレー、ATP250)1回戦で、その時はフォニーニがチェッキナートを6-7(5-7), 6-2, 6-2の逆転で下していた。
この日の第1セット、フォニーニは第1ゲームでいきなりブレークに成功すると、そのまま4ゲームを連取。第7ゲームでは転倒し足を負傷したものの、リードを守り切り6-4で第1セットを先取する。
続く第2セットでは、第4ゲームでこのセット唯一のブレークポイントをチェッキナートがものにし、6-3で1セットオールに追いつく。
ファイナルセット、序盤から両者のキープが続いたものの、第5ゲームでチェッキナートがブレークに成功。迎えた第9ゲーム、チェッキナートがこの日2度目のマッチポイントを迎えた場面で、最後はなんとフォニーニがファーストサーブ、セカンドサーブの両方でフットフォルトを犯し、試合が決まった。
勝利したチェッキナートは準々決勝で第3シードの
A・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)と対戦する。ダビドビッチ フォキナは2回戦で世界ランク91位の
L・ヴァン・アッシュ(フランス)を6-3, 7-5のストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第1シードの
C・ルード(ノルウェー)と第5シードの
S・バエス(アルゼンチン)が8強に駒を進めている。
>>フットフォルトで決着したマッチポイントの動画<<
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