コルダ激闘制しGS初8強

セバスチャン・コルダ

画像提供：ゲッティイメージズ

テニスの全豪オープン（オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム）は２２日、男子シングルス４回戦が行われ、第２９シードのＳ・コルダ（アメリカ）が第１０シードのＨ・フルカチュ（ポーランド）を3-6, 6-3, 6-2, 1-6, 7-6 (10-7)のフルセットで破り、四大大会初のベスト８進出を果たした。

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２２歳のコルダはこの試合の第１セット、第１ゲームから３ゲーム連取を許すとリターンゲームではブレークチャンスを掴めず、先行される。それでも第２セットで１度のブレークに成功し、１セットオールとすると第３セットでは第１ゲームから４ゲームを連取しセットカウント２ー１と勝利に王手をかける。

第４セット、勝負を決めたいコルダだったが、第２ゲームで得たブレークチャンスを活かせず。直後の第３ゲームから５ゲームを連取され、セットカウント２－２に追いつかれる。

迎えたファイナルセット、序盤からサービスキープが続くとタイブレークに突入。7-3とリードしたコルダだったが、４ポイントを連取され7-7とされる。それでも、そこから３ポイントを連取し、３時間２８分の激闘を制した。

試合後のオンコートインタビューでは観客に向けて「すごかった。君たちなしでは勝てなかったよ。君たちが僕を後押ししてくれた。第４・ファイナルセットではあまり元気がなかったけど、皆が本当に持ち直してくれた。皆がいなければ今日は勝てなかったと思うよ。本当にありがとう」とコメント。

勝利したコルダは準々決勝で第１８シードのＫ・ハチャノフと対戦する。ハチャノフは４回戦で第３１シードの西岡良仁を6-0, 6-0, 7-6 (7-4)のストレートで下しての勝ち上がり。

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