女子テニスの東レ パン パシフィック オープンテニス(日本/東京、ハード、WTA500)は21日にダブルス1回戦が行われ、
土居美咲/
奈良くるみ組は
S・ケニン(アメリカ)/
L・サムソノヴァ組に2-6, 4-6のストレートで敗れ、初戦敗退となった。試合後の会見で奈良は「いい選手生活を送れた」と語った。
>>大坂 なおみvsハダッド=マイア 東レ2回戦1ポイント速報<<>>大坂 なおみら東レPPOの組合せ<<今大会限りで現役を引退する奈良は18日に行われたシングルス予選決勝で敗れ、残すはダブルスのみ。土居/ 奈良組はジュニア時代にウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)のジュニア部門で準優勝、2015年のジャパン・ウィメンズ・オープンテニス(日本/東京、ハード)で準優勝をおさめている。
この試合の第1セット、第3ゲームでブレークを許した土居/奈良組。第7ゲームで2度目のブレークを許し、先行される。続く第2セットでは第4ゲームで先にブレークに成功。しかし、リターンゲームでは第5・第9ゲームでブレークを許し、1時間11分で力尽きた。
試合後の会見で奈良は「すごく久々のダブルスだったので、正直ちゃんとした試合になるのかという不安もありながらの入りだったんですけど、思ったよりも自分たちのプレーもよかったです。第2セットを取れるチャンスがあったのですが、取り切れなかったのが悔しかったです。でも最後まで勝ちに行くってことを考えながらプレーできたことはよかったと思います」と語った。
また、ペアを組んだ土居は「この試合をどんな感じで迎えるのだろうかとダブルスを組んだ時から思っていました。ちゃんとした試合ができるのか、感傷的になってしまうのかと思いましたが、最後まで勝ちに向けてプレーできました。もちろん負けたのは悔しいですけど最後までファイトできたのはよかったです」と述べた。
会見に臨んだ奈良くるみと土居美咲[画像:tennis365.net]
この試合の引退セレモニーでは、今大会に出場している
本玉真唯、
内藤祐希、
穂積絵莉、
二宮真琴、
青山修子、
加藤未唯、
柴原瑛菜が駆けつけた。奈良はそのことについて次のように振り返った。
「あれだけの選手が、一緒に戦ってきた仲間が集まってくれたのは本当にうれしいことです。テニスというのは個人スポーツなので皆が本当なら敵意もあるところ。世界を戦っていく同じ日本人としていい仲間を持ったなと思います。皆さん、涙してお疲れ様と言ってくれたことはずっと思い出に残るだろうし、いい選手生活を送れてきたなと実感できました」
最後に原田夏希コーチと共に歩んできたことに関しては涙を浮かべながら次のように明かした。
「原田コーチがいなければ今の私はいなかったです。夏希さんとだからここまで自分のテニスの向上を楽しめてこれたかなと思います。本当に負けて辛くて、という時もありました。本当に厳しかったです。それでも、ずっと一緒に戦ってきてくれたのですごく感謝しています。夏希さんと最後、終われたことは選手生活の中ではうれしかったことの1つです」
奈良くるみと土居美咲[画像:tennis365.net]
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