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セリーナ「悲しい涙じゃない」

セリーナ・ウィリアムズ
3回戦で敗れたセリーナ
画像提供: ゲッティイメージズ
テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は2日、女子シングルス3回戦が行われ、元世界ランク1位で現605位のS・ウィリアムズ(アメリカ)は同46位のA・トムヤノヴィッツ(オーストラリア)に5-7, 7-6 (7-4), 1-6のフルセットで敗れ、20度目の4回戦進出とはならなかった。試合後の記者会見では自身の引退について思いを語った。

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グランドスラム通算23勝、史上初の単複ゴールデンスラム達成、全米オープンでは6度の優勝を誇るセリーナは今大会、ツアー長期離脱選手への救済制度(スペシャルランキング=SR)で出場。

セリーナは今月9日に自身のSNSと雑誌のインタビュー記事を通じて今大会限りでの現役引退を示唆しており、一挙手一投足に注目が集まっている。今大会では1回戦で世界ランク80位のD・コビニッチ(モンテネグロ)、2回戦で第2シードのA・コンタベイト(エストニア)を下して勝ち上がった。

この試合の第1セット、1ブレークアップとし第8ゲーム終了時点でゲームカウント5-3とリードしたセリーナだったが、4ゲームを連取され先行を許す。続く第2セットでは序盤で4ゲームを連取するも、2度のブレークバックを許しタイブレークに突入する。それでも3度のミニブレークに成功し1セットオールとする。

しかし、迎えたファイナルセット、第1ゲームでブレークに成功したものの第2ゲームから6ゲームを連取され、3時間5分の激闘の末に力尽きた。

試合後の会見でセリーナは「(引退することを)本当に思い描いていなかった。というより今でもわからずにいる。私はこうなることを想像していなかったわ」と語った。

「キャリアは長かった。ずっとテニスをしてきた。少し早い気もする。でも、これは私が望んでいたことだから、うれしいことでもあるわ。でも、どうなんだろう。つまり、悲しい涙じゃないの、わかる?ただ、どう表現したらいいのかわからない」

「(復帰する可能性については)わからない。そんなことは考えていないわ。ここに来るまでには、多くの努力が必要だった。私にはまだ能力がある。でも、それ以上のものが必要なの。母親になる覚悟もあるし、セリーナの別バージョンを探求することもできる。世界的に見れば、私はまだ若い人の部類に入るから、まだ少し人生を楽しみたいの」

「明日は間違いなく休んで、それから娘と一緒に過ごすと思う。私は母親なの。彼女の人生のほとんど毎日、2日か3日を除いて、ずっと一緒にいる。娘にも、私のキャリア的にも、とても負担がかかっていた。だから、娘と一緒に時間を過ごし、今までできなかったことをするのは、とてもいいことだと思う。明日はカラオケに行くことになると思うわ」
記者から今後どのようなかたちでテニスに関わっていくか問われたセリーナは「まだわからない」と答えるにとどまった。

「その質問は何度かされている。私にとってテニスは人生の中でとても大きな位置を占めていて、テニスに関わらないということは考えられない。その関わり方が何なのかは、まだわからない。でも、テニスは私にたくさんの機会を与えてくれたと思っている。そのおかげで、他の人たちにもたくさんの素晴らしい機会が与えられた。私の人生において、テニスはとても大きな意味を持つと思うし、素晴らしい瞬間をたくさん経験したから、テニスなしの未来はないと思っている。関わりは?全くわからない。でも、何らかの形で関わることになると思う」

最後にセリーナは今日の試合、そしてキャリアについて振り返った。

「今日は本当に素晴らしい瞬間がいくつもあった。今日だけでなく、この1週間は本当に素晴らしいものだった。たくさんのサポート、たくさんの愛。本当に素晴らしくて、圧倒された。とても感謝している。本当に感謝している。そして、観客のみなさんが、私をこのラインに押し上げようとしてくれているように感じた。本当にありがたく、感謝しているわ」

「私は、キャリアで1度もあきらめたことはない。試合でもあきらめない。今夜もあきらめなかった。戦い続けて、もっとスピンをかけていこうと思っていた。記憶に残ることはたくさんある。例えば、ファイトすること。私はとてもファイターなの。私はテニスに何かをもたらしたと思う。さまざまな表情や拳を突き上げる姿、狂おしいほどの激しさ。情熱。これらは本当にいい言葉だと思う。浮き沈みを繰り返しながら続けていくこと。もっと話したいくらい。でも、この瞬間を迎えられたこと、そして私がセリーナであることにとても感謝している」

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(2022年9月3日14時59分)

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