ユニクロを展開するファーストリテイリンググループは11日、ウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)の車いすテニス男子シングルスとダブルスで優勝した
国枝慎吾の功績をたたえ、特別報奨として2,000万円を支払うと発表した。
国枝はこれに対して「念願であった、初の全英オープンシングルス優勝を達成することができ、心からうれしく思います。四大大会で唯一優勝したことがなかった芝のコートでの優勝は、自分にとっての悲願でした。今後の自分のキャリアにとって、とても意味のある優勝であると確信しています。いつも応援してくださる皆さん、また、毎回ベストなパフォーマンスを引き出してくれるウェアを提供し、コート内外でサポートしてくださるユニクロに心から感謝します。ありがとうございました」とコメントしている。
38歳の国枝はウィンブルドンのシングルスで初優勝。これにより男子車いすテニス史上初となる、四大大会とパラリンピックを全て制覇する「生涯ゴールデンスラム」を達成した。また、ダブルスでは
G・フェルナンデス(アルゼンチン)とペアを組み、2014年以来8年ぶり4度目の優勝。通算では四大大会でシングルス28個目、ダブルス22個目のタイトルとなった。
また、株式会社ファーストリテイリング代表取締役会長兼社長である柳井正氏は「国枝選手の生涯ゴールデンスラムの達成を心から祝福したいと思います。国枝選手は、ユニクロのグローバルブランドアンバサダーで、ユニクロとともに世界一を目指すパートナーです。卓越した能力と強い精神力を兼ね備えたアスリートが、ユニクロのアンバサダーであることを大変光栄に思います。国枝選手の歴史的な偉業をサポートできたことは、私をはじめユニクロ全従業員にとっての誇りです」と称賛している。
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