男子テニスのテラ・ウォルトマンオープン(ドイツ/ハレ、芝、ATP500)は14日、シングルス1回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランク65位の
N・キリオス(オーストラリア)が同66位
D・アルトマイアー(ドイツ)を6-3,7-5のストレートで破り、初戦突破を果たした。
この試合、キリオスは8本のサービスエースを決めるなど87パーセントの高い確率でポイントを獲得。初対戦となったアルトマイアーに対して1度もブレークチャンスを与えることなく、1時間7分で勝利した。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはキリオスのコメントが掲載された。
「とても良い感じだった。今日は最高のサービスはできなかったと思う。でも、コートの後方からできることは全てやったんだ」
27歳のキリオスは2回戦で第2シードの
S・チチパス(ギリシャ)と対戦する。チチパスは1回戦で世界ランク52位の
B・ボンズィ(フランス)をフルセットで下しての勝ち上がり。
チチパスはキリオスのとの一戦について「彼と芝生で戦うのはかなり難しいと思う。僕はただコートへ行って楽しむだけさ。何が起こるか見てみよう。素晴らしい試合をしたいし、最高のレベルを維持できるようにしたい」と語った。
同日には第4シードの
F・オジェ アリアシム(カナダ)や第5シードの
H・フルカチュ(ポーランド)、第7シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)、第8シードの
K・ハチャノフ、世界ランク41位の
S・コルダ(アメリカ)らが初戦突破を果たした。
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