5月22日に開幕する全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は13日に男子シングルスのエントリーリストを発表。世界ランク1位の
N・ジョコビッチ(セルビア)、同2位の
D・メドベージェフ、同3位の
A・ズベレフ(ドイツ)、同4位の
R・ナダル(スペイン)らが名を連ねた。
>>アルカラスvsコルダ 1ポイント速報<<>>モンテカルロ組み合わせ・結果<<34歳のジョコビッチは今季、新型コロナウイルスのワクチン接種を巡り、1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)、3月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)とマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)を欠場。
10日に開幕したロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)には2月のドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード、ATP500)以来の出場。公式戦は2か月ぶりとなったが、1回戦で
A・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)に敗れ、初戦敗退となった。
昨年の全仏オープンで優勝を果たしているジョコビッチは出場が決まれば18大会連続。大会2連覇と3度目のタイトル獲得を狙う。
また、35歳のナダルは今季、約5カ月ぶりのシングルス公式戦となった1月のメルボルン・サマーセット(オーストラリア/メルボルン、ハード、ATP250)で優勝すると全豪オープンでは決勝でメドベージェフを破り、2009年以来13年ぶり2度目の優勝を果たすとともに、史上最多となる四大大会21勝目を飾った。
さらに、2月のアビエルト・メキシカーノ・テルセル・HSBC(メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500)でもタイトルを獲得。BNPパリバ・オープンでは準優勝をおさめたものの、その後は肋骨の疲労骨折のためマイアミ・オープンと10日から開幕するロレックス・モンテカルロ・マスターズを欠場している。
全仏オープンでマッチ105勝3敗と圧倒的な強さを誇るナダルは出場が確定すれば18大会連続。2020年以来2年ぶり14度目の優勝を目指す。
また、日本勢では世界ランク89位の
西岡良仁が出場を予定。今季、2月のアビエルト・メキシカーノ・テルセル・HSBC(メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500)で8強入りを果たしている西岡は全仏オープンには4年連続の出場。3大会連続で3回戦進出を逃している。同106位の
ダニエル太郎は本戦出場選手に欠場者が出た場合に出場権を手にする。
発表された男子のエントリーリストの上位50選手は以下の通り。
ジョコビッチ
メドベージェフ
ズベレフ
ナダル
S・チチパス(ギリシャ)M・ベレッティーニ(イタリア)C・ルード(ノルウェー)A・ルブレフF・オジェ アリアシム(カナダ)C・ノリー(イギリス)C・アルカラス(スペイン)J・シナー(イタリア)T・フリッツ(アメリカ)H・フルカチュ(ポーランド)D・シャポバロフ(カナダ)D・シュワルツマン(アルゼンチン)R・オペルカ(アメリカ)R・バウティスタ=アグ(スペイン)P・カレノ=ブスタ(スペイン)N・バシラシヴィリ(ジョージア)G・モンフィス(フランス)M・チリッチ(クロアチア)S・ワウリンカ(スイス)J・イズナー(アメリカ)K・ハチャノフA・デ ミノー(オーストラリア)L・ソネゴ(イタリア)D・エヴァンス(イギリス)B・チョリッチ(クロアチア)F・ティアフォー(アメリカ)G・ディミトロフ(ブルガリア)A・カラツェフC・ガリン(チリ)F・フォニーニ(イタリア)T・ポール(アメリカ)F・デルボニス(アルゼンチン)J・ブルックスビー(アメリカ)A・ブブリク(カザフスタン)A・ラモス=ヴィノラス(スペイン)M・キツマノビッチ(セルビア)F・クライノビッチ(セルビア)L・ハリス(南アフリカ)B・ファン・デ・ザンスフルプ(オランダ)S・コルダ(アメリカ)I・イヴァシカP・マルティネス(スペイン)ダビドビッチ フォキナ
D・ゴファン(ベルギー)U・アンベール(フランス)D・ラヨビッチ(セルビア)
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