男子テニスで元世界ランク5位の
JW・ツォンガ(フランス)は6日、SNSを更新し、5月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)を最後に現役引退をすることを発表した。
ツォンガはインスタグラム上で「本日、次の全仏オープンをもってプロとしての活動を辞めることを、大きな感慨をもって発表する。たくさんの素晴らしい瞬間、たくさんの喜びを、多くのことを与えてくれた国民と分かち合うことができた。最後の感動を一緒に味わいたい。詳細は今週末のモンテカルロ大会の記者会見で発表する予定だ」とつづった。
また、投稿された動画では「今大会では以前から体調が良く、いつも通りの自分でいられるようにしたい。僕はいつも、自分にできることを得ようと高い目標を掲げている。僕にとっては、これが最後のチャンスになる」と語っている。
現在、世界ランク220位のツォンガは過去に、ATPマスターズ1000を2度(2008年フランス、2014年カナダ)制覇するなど、計18個のタイトルを獲得。
2008年には全豪オープンで初のグランドスラム決勝進出を果たすと、地元開催の全仏オープンでは2度(2013年、2015年)のベスト4進出を果たし、Nitto ATPファイナルズには3度の出場を経験した。
今シーズンは2月の南フランス・オープン(フランス/モンペリエ、室内ハード、ATP250)、ABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500)、オープン13・プロヴァンス(フランス/マルセイユ、室内ハード、ATP250)と3週連続でツアー大会に出場したが、2回戦進出が最高成績となっている。また、前週のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)では初戦敗退となっていた。
※訂正 2022/04/12 01:30
全仏オープンの開催月の誤りを訂正いたしました。
>>ツォンガのインスタグラム<<
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