男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は29日、シングルス4回戦が行われ、第14シードの
C・アルカラス(スペイン)が第3シードの
S・チチパス(ギリシャ)を7-5, 6-3のストレートで破り、大会初のベスト8進出を果たした。
>>大坂 なおみvsベンチッチ 1ポイント速報<<>>マイアミOP男女組み合わせ・結果<<前週のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)ではベスト4進出を果たした18歳のアルカラス。
今大会では、初戦となった2回戦で世界ランク55位の
M・フチョビッチ(ハンガリー)にストレートで勝利すると、3回戦では第21シードの
M・チリッチ(クロアチア)をストレートで破った。
むかえた4回戦、アルカラスは第6ゲームで最初のブレークを許すも、第9ゲームでブレークバックに成功。第11ゲームで2度目のブレークを奪って第1セットを先取する。
第2セットでは第1ゲームからブレークを奪うと、第9ゲームでもブレークに成功して世界ランク5位のチチパス相手に1時間52分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにアルカラスのコメントを掲載し、「本当に、本当にタフだった。彼(チチパス)は信じられないようなプレーをしていたよ。僕が言えるのは、第1セットでは、最後の1球まで戦ったということだ」と語った。
勝利したアルカラスは準々決勝で第11シードの
T・フリッツ(アメリカ)と世界ランク48位の
M・キツマノビッチ(セルビア)の勝者と対戦する。
同日には第1シードの
D・メドベージェフや第2シードの
A・ズベレフ(ドイツ)、第6シードの
C・ルード(ノルウェー)、第8シードの
H・フルカチュ(ポーランド)、第9シードの
J・シナー(イタリア)、世界ランク103位の
F・セルンドロ(アルゼンチン)が8強入りを果たした。
■関連ニュース
・完勝アルカラス 大会初白星・アルカラス「ラファと接戦」・ナダルがアルカラスと練習■おすすめコンテンツ
・テニス体験レッスン受付中・無料ドロー作成ツール・世界ランキング