男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は16日、シングルス4回戦が行われ、第12シードの
C・ノリー(イギリス)が世界ランク43位の
J・ブルックスビー(アメリカ)を6-2, 6-4のストレートで破り、2年連続のベスト8進出を果たした。試合後には「また1つ勝ち進めたことに満足している」とコメントした。
>>ナダルvsキリオス 1ポイント速報<>>BNPパリバOP男女 組合せ・結果<<先月のデルレイビーチ・オープン・バイ・ヴィタコストドットコム(アメリカ/デルレイビーチ、ハード、ATP250)で今季初タイトル、アビエルト・メキシカーノ・テルセル・HSBC(メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500)で準優勝を果たしたノリー。前回大会では「ATPマスターズ」初制覇を果たしており連覇を懸けて今大会に出場した。
シード勢は1回戦免除のため初戦となった2回戦で世界ランク49位の
P・マルティネス(スペイン)、3回戦で第18シードの
N・バシラシヴィリ(ジョージア)を破って4回戦に駒を進めている。
この日の第1セット、ファーストサービスが入った時に80パーセントの確率でポイントを獲得したノリー。序盤で4ゲーム連取に成功し先行する。第2セットでは第2ゲームでブレークを許しゲームカウント0-3とされるも第5・第7ゲームでブレークを奪う。第8ゲームでこの試合2度目のブレークを許したものの直後の第9ゲームでブレークに成功し、1時間38分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにノリーのコメントを掲載し「本当に難しかった。だけど、このコートでプレーするのは大好きなんだ。彼(ブルックスビー)はとてもトリッキーでゲームプランを持って出てきた。最初から実行できていたし、あまりミスもしなかった」と語った。
「第2セットでは少し集中力が切れてしまったけど、自分のテニスを楽しめているよ」
勝利したノリーは準々決勝で第19シードの
C・アルカラス(スペイン)と対戦する。アルカラスは第26シードの
G・モンフィス(フランス)を7-5, 6-1のストレートで破っての勝ち上がり。
先月のリオ・オープン(ブラジル/リオデジャネイロ、レッドクレー、ATP500)で優勝しているアルカラスに対して0勝1敗のノリー。前回対戦は昨年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)1回戦で4-6, 4-6, 3-6のストレート負けを喫していた。そのリベンジに燃えるノリーは次戦への意気込みを次のように述べた。
「体調もいいし、ここのコンディションも好きなんだけど、前回は彼に完敗だった。彼は新進気鋭のプレーヤーの1人で本当に強い。今年の初めにはATP500のタイトルを獲得しているしね。だから、彼は自信を持っているだろうし、タフな試合になると思うけどリベンジできることを楽しみにしている」
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