男子テニスのドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード、ATP500)は25日、シングルス準決勝が行われ、第2シードの
A・ルブレフが第5シードの
H・フルカチュ(ポーランド)を3-6, 7-5, 7-6 (7-5)の逆転で破り、2週連続の決勝進出を果たした。
>>ドバイ選手権 組合せ・結果<<>>メドベージェフvsナダル 1ポイント速報<<前週のオープン13・プロヴァンス(フランス/マルセイユ、室内ハード、ATP250)では単複2冠を達成したルブレフ。この試合の第1セット、第2ゲームでブレークを許し先行を許す。第2セットではファーストサービスが入った時に80パーセントの確率でポイントを獲得。お互いにサービスキープが続くも第12ゲームでブレークに成功しセットカウント1-1に追いつく。
迎えたファイナルセットでも第2セットと同様にサービスキープが続くとタイブレークに突入。2度のマッチポイントを握ったルブレフが2時間23分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにルブレフのコメントを掲載し「幸福感と疲労感を感じている。今週もこうなるとは想像もつかなかったし、決勝に残れるなんて、ただただ幸せ」と語った。
勝利したルブレフは決勝で世界ランク123位の
J・ヴェセリ(チェコ)と対戦する。ヴェセリは準決勝で第6シードの
D・シャポバロフ(カナダ)を6-7 (7-9), 7-6 (7-2), 7-6 (7-3)の逆転で破っての勝ち上がり。
そして、ルブレフは試合後に「No war please(戦争はやめてください)」とカメラにサインし、ロシアがウクライナへ侵攻したことについてメッセージをつづった。
>>試合後にカメラにサインするルブレフ<<
■関連ニュース
・大坂 ウクライナ侵攻に言及・ドルゴポロフ 母国に言及・スイトリナ 反戦の思い投稿■おすすめコンテンツ
・テニス体験レッスン受付中・無料ドロー作成ツール・世界ランキング