男子テニスのオープン13・プロヴァンス(フランス/マルセイユ、室内ハード、ATP250)は20日、シングルス決勝が行われ、第2シードの
A・ルブレフが第3シードの
F・オジェ アリアシム(カナダ)を7-5,7-6 (7-4)のストレートで破り、昨年2月のABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500)以来となるツアー通算9勝目をあげた。
>>ジョコビッチらドバイ選手権組み合わせ<<>>YouTube サーブ上達は『トス』が命、初心者もりし 大会出場へ向け素振り100回の課題<<前週のABNアムロ世界テニス・トーナメント準決勝でも顔を合わせていた両者。そのときはオジェ アリアシムが勝利し決勝に進出すると、
S・チチパス(ギリシャ)を下しツアー初優勝を飾っていた。
この日は序盤からルブレフが押し込む展開となると9本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに71パーセントの確率でポイントを獲得。しかし、ストローク戦では互角の戦いが続き合計3度のブレークを許した。
それでもルブレフは第2セットのタイブレークに入っても集中力を切ることなく試合を進行。1時間56分でタイトルを手にし先週のリベンジを果たした。
また、ルブレフは同日のダブルス決勝にも出場しており、
D・モルチャノフ(ウクライナ)とのペアで第2シードの
マクラクラン勉/
R・クラーセン(南アフリカ)組と対戦。4-6,7-5,[10-7]のフルセットで勝利した。単複2冠を達成し大会を終えている。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはルブレフのコメントが掲載された。
「2018年からフェリックス(オジェアリアシム)とは戦っているけどすべてがドラマチックだね。少なくとも1セットはタイブレークに入るんだ。そして今や彼は偉大な選手の1人にまでなった。特に今シーズンはトップに君臨する1人だろう。彼とコートを共有し、こんな素晴らしい決勝を戦えたのはうれしく思う」
「自分のレベルを上げなければフェリックスに勝つチャンスはなかっただろう。第2セット途中から彼のプレーがさらによくなってファイナル(セット)までもつれるかと思った。でも、なんとか自分のレベルを上げることができたし、最後はタフな試合になったよ」
ルブレフとオジェ アリアシムは今後、21日に開幕するドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード、ATP500)に出場するため移動。1回戦でルブレフは世界ランク28位の
D・エヴァンス(イギリス)、オジェ アリアシムは同22位の
N・バシラシヴィリ(ジョージア)と対戦する。
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