男子テニスのタタ・オープン・マハーラーシュトラ(インド/プネ、ハード、ATP250)は3日、シングルス2回戦が行われ、予選から出場している世界ランク163位の
E・イメル(スウェーデン)が第1シードの
A・カラツェフを6-2,7-6 (7-3)のストレートで破り、2016年7月のスイス・オープン・グシュタード(スイス/グシュタード、クレー、ATP250)以来 約5年7カ月ぶりとなるツアーベスト8進出を果たした。
>>YouTube ド素人が【テニス】始めました、アイドル時代を経て初心者『もりし』奮闘<<予選2試合を勝ち抜き本戦入りした25歳のイメルは、本戦1回戦で同じく予選から出場した世界ランク202位のG・モローニ(イタリア)をフルセットで下し2回戦へ駒を進めていた。
一方のカラツェフは今大会上位4シードが1回戦免除のためこの試合が初戦だった。この日は序盤からイメルが強烈なストロークを武器に試合の主導権を握ると、1度もブレークチャンスを与えることなく第1セットを先取。第2セットでは互いにブレークを奪えずタイブレークにもつれ込んだものの、セットを通じて7本のサービスエースを決めたイメルが終始押し込み、1時間35分で勝利した。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはイメルのコメントが掲載された。
「キャリア最高の勝利だ。本当にうれしいよ。僕にとって大きなこと。僕はたくさん戦ってきたし、今日は素晴らしいサーブができた。この調子でいきたいね。やっとこのような勝利が得られて本当にうれしい」
イメルは準々決勝で第8シードの
S・トラヴァグリア(イタリア)と対戦する。トラヴァグリアは2回戦で世界ランク863位のY・バンブリ(インド)をストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第4シードの
J・ヴェセリ(チェコ)や第6シードの
E・ルースブオリ(フィンランド)らが8強へ駒を進めている。
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