テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は23日、男子シングルス4回戦が行われ、第6シードの
R・ナダル(スペイン)が世界ランク69位の
A・マナリノ(フランス)を7-6 (16-14),6-2,6-2のストレートで破り、6年連続14度目のベスト8進出を果たした。試合後の会見では「どちらに転んでもおかしくない戦いだった」と語った。
>>全豪OP 男女シングルス組み合わせ<<2009年以来13年ぶり2度目の全豪オープン制覇を狙う35歳のナダルはこの試合、約1時間25分を要した第1セットを獲得すると、第2セット以降はファーストサービスが入ったときに81パーセントの高い確率でポイントを取得。第2・第3セットではマナリノのブレークを1度に抑え、2時間40分で8強入りを決めた。
試合後の会見では「クレイジーな試合だった。第1セットはどちらに転んでもおかしくない戦いだった。彼(マナリノ)が素晴らしいプレーをしていたからだ。非常に高いレベルでプレーしていた。ボールはとても速く、サーブも読みにくく、コートも広く、コントロールするのがとても難しい。リターンも難しかった」とコメント。
「彼はコート上で相手に不快な思いをさせることができる選手で、彼のゲームのスタイルがそうさせるのだろうか? 第1セットでは、タフな局面に耐えることができた。だから、僕にとってはとても重要な勝利なんだ」
準々決勝では第14シードの
D・シャポバロフ(カナダ)と対戦する。22歳のシャポバロフは4回戦で第3シードの
A・ズベレフ(ドイツ)をストレートで破り、大会初のベスト8へ駒を進めた。
ナダルはシャポバロフとの一戦について「もし彼(シャポバロフ)が向上し続けることができれば、複数のグランドスラム優勝者になれると今でも思っている」と話した。
「彼の試合には素晴らしいものがたくさんあるし、彼の成績がそれを物語っている。今日の試合でも、サーシャ(ズベレフ)のような偉大なプレーヤーにストレートで勝っているのを見ると、もし彼が自身のレベルに合わせてプレーすることができれば、とても高いランクのプレーヤーになる可能性がある。準々決勝では何を期待していいのかわからないね。つまり、突破するチャンスを得るためには自分のベストを尽くし、最高のレベルでプレーしなければならないということだ」
一方、敗れたマナリノは今大会、2回戦で第10シードの
H・フルカチュ(ポーランド)、3回戦で第18シードの
A・カラツェフを下すなど躍進したものの四大大会初のベスト8進出とはならなかった。
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