ハレプ 負傷で棄権「痛みある」

ハレプ負傷で棄権「痛みある」

前日の試合でのシモーナ・ハレプ

画像提供：ゲッティイメージズ

女子テニスのアッパー・オーストリア・レディース・リンツ（オーストリア/リンツ、室内ハード、WTA250）は１１日、第２シードのＳ・ハレプ（ルーマニア）と世界ランク１００位のＪ・クリスティアン（ルーマニア）のシングルス準決勝が行われる予定だったが、ハレプが左膝の負傷により試合前に棄権した。

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前日の準々決勝で第７シードのＪ・パオリーニ（イタリア）と対戦し、4-6, 7-5, 6-0の逆転で勝利した元世界１位のハレプは同試合で左膝を負傷。１０月のトランシルバニア・オープン（ルーマニア/クルジュ＝ナポカ、ハード、WTA250）に次ぐ、決勝進出を実現することはできなかった。

ハレプは自身のツイッターで「昨日の試合で膝を痛めてしまい、残念ながら準決勝には出場できない。腫れていて痛みもあるし、プレーしても悪化するだけだと思った。素晴らしい１週間を過ごせて、この大会とファンの皆さんに感謝している。また戻ってきたいと思う」とつづった。

これにより、クリスティアンがツアー初の決勝進出。ラッキールーザーがツアー大会で決勝に進出するのは２０１９年のＣ・ガウフ（アメリカ）以来２年ぶりとなった。

クリスティアンは決勝で第８シードのＡ・リスケ（アメリカ）と対戦する。リスケは第３シードのＤ・コリンズ（アメリカ）が第１セット終了時に棄権したため勝ち上がりを決めている。

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