女子テニスのVTBクレムリン・カップ（ロシア/モスクワ、室内ハード、WTA500）は２１日、シングルス２回戦が行われ、第８シードの
Ｓ・ハレプ（ルーマニア）が世界ランク３２位の
Ｖ・クデルメトバを6-1，7-6 (7-4)のストレートで破り、ベスト８進出を果たした。
＞＞ クレムリンカップ男子組合せ＜＜この試合、５本のダブルフォルトを犯すなどサービスが不安定なハレプは２度のブレークを許すなど苦戦する。しかし、リターンゲームでは深く鋭いリターンからストローク戦を制し１４度のブレークチャンスを創出して５度のブレークに成功。１時間３９分で勝利した。
２０１３年以来８年ぶり２度目の同大会制覇を狙っているハレプのコメントが女子テニス協会のWTA公式サイトに掲載されている。
「とてもタフな試合だった。第１セットを取ったとしても、厳しい戦いになることはわかっていた。彼女（クデルメトバ）はとてもパワフルな相手なので、最後まで集中力を切らさないようにしなければならなかった。第２セット、彼女は確実にレベルを上げてきて私は簡単なミスや間違った判断をしてしまったかもしれない。彼女はとてもいいプレーをしていて、２セットで終わらせるのはとても難しかった」
ハレプは準々決勝で第３シードの
Ｍ・サッカリ（ギリシャ）と対戦する。サッカリは２回戦で世界ランク１２５位の
Ａ・カリンスカヤと顔を合わせたものの、カリンスカヤが第２セット途中で棄権したため８強へ駒を進めている。
同日には第９シードの
Ａ・コンタベイト（エストニア）や世界ランク３５位の
Ｍ・ボンドロウソワ（チェコ）らがベスト８進出を決めている。
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