テニスの全仏オープン（フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム）は３０日、女子シングルス１回戦が行われ、第１１シードのＰ・クヴィトバ（チェコ）が世界ランク１２５位のＧ・ミネン（ベルギー）（ベルギー）を6-7 (3-7), 7-6 (7-5), 6-1の逆転で破り、２年連続１１度目の初戦突破を果たした。

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クヴィトバはこの試合、１１本のダブルフォルトを犯すなど苦戦。第２セットではミネンにマッチポイントを握られるもしのぎ、ファイナルセットでは圧倒し２時間１６分で勝利した。

試合後にクヴィトバは「ミネンはクレーが得意で、今日は彼女のゲームだったと思う。私の方は最初からあまりよくなかった。ミスも多くて、感覚が悪かった」と振り返った。

「今日の試合は彼女だけでなく自分との戦いだった。それを乗り越えて勝てたからとてもうれしい」

２回戦では世界ランク１４４位のＥ・ヴェスニナと対戦する。ヴェス二ナは１回戦でＯ・ゴヴォルツォバをストレートで下しての勝ち上がり。

同日の１回戦では第２シードの大坂なおみ、第３シードのＡ・サバレンカ、第１５シードのＶ・アザレンカ、第２１シードのＥ・リバキナ（カザフスタン）、第２３シードのＭ・キーズ（アメリカ）らが２回戦へ駒を進めた。

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