男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン（スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000）は８日、シングルス準決勝が行われ、第３シードのＤ・ティーム（オーストリア）は第５シードのＡ・ズベレフ（ドイツ）に3-6, 4-6のストレートで敗れ、２０１８年以来３年ぶり３度目の決勝進出とはならなかった。

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両者は昨年の全米オープン（アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム）決勝以来の対戦となった。この日ティームはズベレフにストローク戦で主導権を握られ、３度のブレークを許して１時間３７分で力尽きた。

男子プロテニス協会のATP公式サイトにはティームのコメントが掲載されており「今日は彼（ズベレフ）の方がよかった。僕はそれを１００パーセント受け入れる。改善すべき点はたくさんある」と振り返った。

今後、ティームは９日に開幕するBNLイタリア国際（イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000）に第４シードで出場予定。初戦の２回戦では世界ランク４５位のＭ・フチョビッチ（ハンガリー）と同５５位のＧ・ペラ（アルゼンチン）の勝者と対戦する。

一方、ティームに勝利したズベレフは決勝で第８シードのＭ・ベレッティーニ（イタリア）と対戦する。ベレッティーニは準決勝で世界ランク２２位のＣ・ルード（ノルウェー）をストレートで下しての勝ち上がり。

ズベレフとベレッティーニの決勝は、日本時間１０日の１時３０分（現地９日の１８時３０分）以降に開始予定。

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